あさ起きて、喉はがらがら
寝不足、風が強いとあまりいい条件ではありませんでしたが
もう今日乗っておかないと後がない、ということで
出かけてきました。
48号を作並越えて吹き降ろす向い風。
そして最初の難関、関山トンネル
トンネルを自転車で走ったことのある方は
その怖さ、ご存知だと思います。
あえて車線の端を走らずに車が速度を落として反対車線に
でないと抜けない場所をキープして全速力、そのために
下りで通過を選びました。
なにが怖いって、音なんです。
どーんと、突入音がして、そこからごごごごご、とトラックなどが
近づいてくる、その恐怖は、「ジョーズ」か、「激突」か。
幸い、後ろから車は来ませんでした。
空いている時間でよかった。
こんにちは初山形
次の難関は、天童高原スキー場への登り。
いきなり14%
だけど、いつもの練習の場所の方がきつかったので
難なくクリア。
そして視界が広がり迎えてくれた、ポニーちゃん。
けどぼくは馬と相性が悪い、というか一方的に嫌われることが多いので
ポニーといえど、離れたところから写真を。
かわいいからって油断大敵、撫でる手のひらをあいつら噛みますから。
ブランコ揺れながら、持参のバナナを食べました。
風がなければ、もっと気持ちよかっただろうけど
いい場所。
静かです、だれもいないんです。
ここに至る道もきれいで広くて、いい感じでしたが
ここのスキー場の道と行ったら
なだらかな官能的な、思わず熊本のいまは崩れてしまった
ラピュタの道を思い出してしまいます。
そして、いろんな因縁の面白山スキー場前駅(正式名称はなんだっけ)
数年間は駅を降りたらすぐリフト…だったのですが
いまはスキー場跡になってしまい、やたらさびしい駅の風情。
ここに自転車で来るとは。
山寺に向かうくだりが、なんとも素敵な道
開けたり、杉の木に囲まれたり、しだの群生を目にしたり
つつじの花や、空気の冷たいところから、暖かいところに
おりていく感じと言い、いい道。
山を歩いているみたい。
10時到着。
あまり店もやっていないし、そんなにお腹も調子が良くないし
迷ったけど、ここから先に店がなくなるので、補給と休憩。
なめこそばと団子を。
そばは、ただしい観光地のそばで、団子は、食べたことがない味。
道明寺を生麩でくるんで焼いたとか。
つけものは、なぜか山形はどこもでてきて、どこのうまい。
さて、ここからまた二キロほどあるトンネルをどきどきしながら越えて
残り最後のクライマックス。
笹谷峠。
上の方は意外になだらかで登りやすかった。
高速の入口までの登坂車線がある直線がきつかったな。
そして、相変わらずの風の強さに、辟易して
とっとと、下ります。
さて
ここからの下りが圧巻。
追い風を味方につけて、延々川崎町までの下り。
クルマとほとんど同じ速さで
20分ほどで、川崎町のコンビニに到着。
最後の補給
距離120キロ、アベレージ20.6キロ、累積標高2260メーター。
とりあえず、次への目標のための経験となりました。
でもいい道だった。五月という季節のせいかもしれないけれど
秋にもまた行きたいな。