走りながら、どうしてチューブがバーストしたか
つらつら考えていて、
ひとつは暑さ。
そしてもうひとつは、これタイヤ交換はタイヤを買った自転車屋さんに
頼み、購入タイヤは24cだったんですが、
もともと入っていたチューブは23cまでのだったような
取り出して調べてみたら、果たして、原因はそれでした。
自転車やさん…。
などとつぶやいてもしょうがないので
自分がどんなチューブ入れたか、忘れないようにしなくては。
カーブを曲がっている最中でなくてよかったとしみじみ思います。
すべてなにがあっても自転車って自己責任です。
トンネルの中で、もしフロントライト点滅(法律では点灯ですが)
させていなかったら正面衝突になっていたかもとも思いましたし。
さて投宿した奥小安峡の阿部旅館、小安峡はいろいろ見どころが
あるみたいですが、疲れていて全部素通り。
小安峡、最後にある民家がこの阿部旅館です。
全部で9部屋
ケータイの電波も入らない山の中
宿の周辺からは、もくもくと水蒸気が上がっています。
部屋の窓から見下ろすと、川が緑で、川の淵からも水蒸気。
お風呂は川辺で、完全かけ流し。
お風呂はその川辺に建てられていて、
適度な野趣感が、心地よかった。
宿泊客が少ないわりにお風呂が大きく何か所もあるので
ゆったりです。
ちなみに、川の水に足をつけてみたら、お風呂より熱かったです。
今の時期は、ぶよとアブが、怖いのです
蚊と蜂は許せても
ぶよアブコンビだけは許せません、
夕方、「露天風呂で」ぶよの襲撃にあって、ほうほうの体で
内湯に逃げ込んだのですが、追っかけてくる猛者もいて
とにかく全身が襲撃対象でしかも黒いとこが好きみたいで…
つまりその、なにもしていないのに刺しに襲ってくるやつら
とにかく怖かった。
今回の自転車のテーマは一週間前ここに来る練習で
暑い中160キロ走ったら、熱中症になってしまってという
反省を踏まえて、熱中症にならないために、
と、夕ご飯をおいしく食べられるために
という、二点がありました。
熱中症にならないためには、ボトルを二本差して
一本は、CCDドリンクタイプにして
あとは喉が渇かなくても一定時間ごとに
水を飲むようにして、なくなっても水ならば各地で補給できますから。
(今までは自販機にジュースしかなかったけどいい時代だ)
そして、夕ご飯を食べるために速度はゆっくり
お腹を空腹にしないように、つねになかにお腹にはいっているように
保つようにしました、少しづつなにか食べる。
いったん空腹であと頑張ってしまうと、そのあと気持ち悪くなり
なにも入らなくなってしまうという、人体実験の結果です。
到着後、温泉で汗を流した後は、暑い身体を冷やすべく
冷やしタオルを繰り返し、全身に当てててました。
なんだか熱もあるような感じで、落ち着きませんが
とにかく冷やしました。
そして、二時間後、夕ご飯タイム。
おなかがいい感じに減ってきて、いざいざ、大広間に。
並んだものを見てうれしいのひとことです。
うなぎ、いわな、あと、手作りの野菜の惣菜の数々。
なにって、こういう野菜の惣菜のようなものがおいしいんですよね。
ふだんろくなもの食べていないせいかなとも思いましたが
まわりのひともおいしいと言っていたのが、うれしかった。
はまぐりの吸い物がしみわたりました。
うなぎはローストビーフのかわりとか(苦手を聞かれたので牛肉だめと伝えていました)
実は、来る途中さんざん稲庭うどんの連呼の幟の中上がってきたので
稲庭うどん食べたかったのですが、これだけの心配りでは満足です。
いい温泉すてきな心配りきれいな館内おいしい料理
そして、すごい川の流れの音に、すっかり窓を閉めて
早めに就寝
あちこちが熱で痛く、おでこ、首筋、ふくらはぎ、太もも、足の裏
ととにかく冷やしました、
くるしい夜でした。
あさ、なんとか起きられ
お風呂に、さわやかな気持ちいいぬるっとした温泉。
そしてお楽しみ朝食。
やっぱり野菜の惣菜がおいしい。
もろへいや、こんだけ一人前って、どんだけね葉をゆでたんだろう。
そして臭みなくておいしかった。
温泉熱で干したという丸い大根の薄切りも薄味でおいしい。
お味噌汁も幸せな味。
いい旅館でした
そして、ゆっくりと九時出発。
いい道、いい景色が広く深く、高く広がります。
路肩の凸凹もじゃりじゃりもなく、幅も広く
こんなところをヒルクライムコースにしてほしいくらいです。
(昨日の大石田から大蔵や、真室川から秋田への道はイベントライドにいいな)
今日はもう途中までの予定に変更して
40キロほど、走り峠を越えて
山菜茶屋ざらぼうというとこで、そばを食べて、
知人に頼んでお迎えに来てもらった車に
乗り込み、安楽に帰宅。
帰宅してから去年の残りのアイスクリームのもとで作ったアイス、おいしかった。
店がほかにない部落で買った田舎豆腐と、
稲庭うどん、冷やしトマトサラダと食べましたが
なんのなんとおいしいことよ。
体力、筋力的には二日続けて100キロ越えの距離も問題ないのですが
予報で37°、暑い中走ると、どうも力をうばわれて
へろへろになるということが
はっきりしたので、無理しないことにしました。