うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

矢島試走、遠く長く…

矢島カップクラシックの試走行ってきましたが、
行く前に思ったこと無条件ですべて撤回し訂正したい気分。

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クルマで仮眠、二時間。眠い目をこすりながら八時前、スタートは駅前団地。
きついとは思ってはいたし歴史のあるレースなのでリスペクトの意味もあり
修行し三年目を待ちようやく初参加に至ったわけですがそれでも…

いままで出たレースの中で一番長くきつかった。

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アジサイロードと遠く鳥海が慰めてくれる

とにかく長い。
傾斜がよく変わるので気が休める場面がない。
トップグループについていって、なんて無理。
ついていったら速攻脱落再起不能
コンパクトクランクでスプロケ11-25は無謀、12-27でぎりぎり。
三ノ輪線のホームみたいな極小道幅でのキープレフトの場面では
イン側になっとき30でも足りないと思える。

下りに期待していたけれど、短すぎて60キロ程度まで無理に加速しても
たいしてアドバンテージにもならず疲労するだけ。
むしろその次の登りに備えたほうが。

 

とにかく延々インターバルを強いられる道なので
なんどか通うとコースに慣れて速くなるかもしれないけれど
長いので走っても覚えられるかどうか。
あと、きつくてなんども走りたくない。
(片道クルマで四時間かかるし)

途中自分の弱点を思う。


最初の登りはじめで脚が重くなりああ
終わったと思ったもののその後右足にことちゃん、と名前をつけ
左足はそらちゃんと名前をつけて
できるだけ名前を思いながら
交互に動かすように、頑張ってもらう。

 


けれど最後のほうでは今度は心臓が苦しい。
筋肉はまあまあ、息もまあまあ、けれど心臓がばくばくで
なにかあったらAEDよろしくと、倒れたときの
119をシミュレーションしていました。
筋肉まあまあ、息まあまあ、心臓きつかった最後。

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危うく時速10キロを切りそうになるのでなんとか踏ん張るという…低い戦い。

でもほかにほとんど会わずたったひとり走っているのに
なんでレース気分なのかと、思ったら
あと5 km あと4 km  あと3 km あと2 km あと1 km あと200 M と
立札。もうここまで準備万端に揃えられていて
試走ウェルカム、コース案内の立札もきっちり。

 

そしてこの5kがきつい、ここから一段階きつさアップで
ほかの山はだいたいゴールに近づくと、お疲れーという優しいなだらかさで
向かえてくれるのに、ここは厳しい。
もういいや、ここをゴールにしよう、もういいやと何度も思ったけれど
まだ足は動いていたし、どまだ見たことがないゴールに行ってみたくて
もう最後のほうなにも考えられなくなりメマトイをひきつれ
アブを追いやり、半分残っていた水を無理くり井の中に飲み捨ててなんとかゴール。
レース目標/予想より7分遅かった。まあ止まれで一時停止していたり
信号もあったし、グリコーゲン蓄え本番で頑張りましょう。

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ちなみに1段目下り坂25分、2段目58分でした。
ゴール地点日陰で気持ちいい風を受け
すこし休んだら楽になったのでさらに上に登ってみます
登山口駐車場になっていました。
ツアー登山者がガイドのレクチャー受けて体操をしています。

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ぼくも来年試走の時ここに車停めて、自転車のあと着替えて履き替えて
登山者に変装して山頂目指してみるかな。
ブルーラインも試走の機会あればやってみたい。(本番でも無理すればできるかな)

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(日曜日ここに車停めると、レース終了まででられませんのであしからずと書いてあります)
カモミールオイルスプレーを服にしたのですが清涼感があって気持ちよかったです
ただし、服を触ったあと目の上の汗をぬぐったりうっかり触ると悲惨。

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なんでもない来た道の風景
下りはなんども止まり、写真を撮ったり空気を感じながら
帰り道でした、上は涼しかったな。
下も暑いけど、湿度があまりない感じで思ったほどきつくはなさそうでした。

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温泉の窓の向こうに鳥海山

駅前の鮮魚店で、くろも、岩ガキ、ホタルイカの醤油漬け(自家製)
を購入して、湯の沢温泉に入って汗をながし
途中いろいろ所用をこなしながら帰宅。

 

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暑くないかと心配して帰宅するとたまちゃんはいつものように寝転がってて