うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

AJ神奈川922一関酒田200kブルべ

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ブリーフィングを行うオダックスジャパン神奈川の井出さん

と横に立つ米倉さん。


最近はとある目標を抱いて走っていますが
仮想ライドができるイベントがあったので参加してみました。

行きはオダックスジャパン神奈川主催のブルべ(いいかたあってるかな)の
200kで、帰りは別のKOME(米倉さん主催)ライド200kという
イベント。行きと帰りというか。双方相乗りの
つまりコースと主催が異なる往復泊りのイベントです。
面白いなあと思って乗ることにしました。
ブルべ自体は二度目。前回のは夜中だけのライド。
中学生かというようなわくわく寝静まった道のサイクリング。

ブルべとかレースは勝手に自己責任で走つていいから
協調性のない自分にはぴったり。
ただひとつの心配事は夜の全員参加の宴会という
なにがいやって、ついだりつがれたり気を遣うのが。


朝六時に一関集合だったので、あさ三時起きてドライブ。
三々五々と集合。いいですね、この風景静かな雨の休日


普段は雨だと自転車には乗らないのですが、
ブルべだと参加しない走らない理由にはならないので、
泥除け装着してチェーンオイルなど吹いて
それなりに備えもしました。

ただ、登山でもそうでしたが完全防護しても内側から濡れるので
多少の雨なら冷えない程度で身軽にいきます。
なにより走りきることが最大の栄誉とされるブルべなのだから
雨もまた興を添えるというわけです。

200kという距離に不安はないのですが
問題は翌日も200k走って帰る、ということなので
急がないで体力残せるような走り方をすることが今日の自分のテーマ。


…とはいえ米倉さんと信号からたまたましばらく同行することになり
走り始めたら、(最初に挨拶したのに、米倉さん最後まで各所で会ったのに
明日も一緒に走るひとだと結局気がついていなかった、とほほ)
下り基調と言っていたのに、なんかそんなに下りな気もしないし
登りも多いしということで、それなりにがんばるはめに。

こっちはルートラボが水滴でよく見えず、面倒で
途中で詳しいか聞くと、庭ですというので、ひたすら見える範囲に
追いかける選択をしました。
で、どんどん米倉さんが離れていく。
ついていったのはぼくひとり。
やがて見えなくなり、うなりながら
走っていたら、曲がるべきところをまっすぐ行ってしまい
しばらくシンキングタイム
速いぞ米倉さん。

見えないスマホを取り出して雨にスクリーンを当ててしまったら
今度は反応がおかしくなり、ルートラボが見れなくなりました。
非防水タイプはやっぱりデリケートみたいでした。

しかたなく頑丈予備スマホを取り出しこんなこともあろうかと
選手交代
けれど、これも一回雨にあててしまったあと密封まホルダーに入れたら
曇る曇る

 

カッパは上だけ着ていましたが
たつきが気になりつつ、ときどき降るのでなかなか脱げずにいました。
PC1(なんの略だろう)でようやく晴れ間が出てきたのでほっとしました。
ローソン川の駅店
ここまでで100kほとんど止まらず来たので
11時過ぎだしここでようやくなにか食べようかと
というか食べないとハンガーノックになるということで
おにぎり1個とシフォンケーキとカフェラテを。
まるで、おなかの中に捨てるみたいな詰め込んで。
出迎えた井出さんと名前など聞かれるまま話しながら
食べていたら先にいた方が(なおさん)そそくさと出発、
あとから来た方もまた、わらわらとしています。
かいもの競争かと思ったら違う ぱんくい競争。
みんな速いんですねえ、と休ませてくれよと思いながら
おにぎり1個をポケットに突っ込んで出発。
あとで走りながら食べました。

しばらく行くと、最上川ぞいの国道
何週間か前の夜ブルべで通ったとこだ、いや
先々週酒田に行ったときの帰りに通ったとこだ
ここはいつもきついときに通るなあ…
なんか車も、トラックも多くていやだなあと思いながら
景色や川の流れなどみる隙なく地面の凸凹とうしろからの
車の音を気にしつつ、なんとなく頑張ります。
(ほんとこの道、スノーシェードの中は暗いし、
左下には水たまり、上から滝になって水は落ちてくるわ
うしろからトラックがごおーっとやってくるわ、すごいスペクタクル、
でもこういう道が
あるからパラダイスな道をより感じられるのでしょうね)


そのあと、羽黒山に折れて田園風景のなかを走ります。
が、ここでものすごく雨が降ってきて
何が嫌って、濡れることより、顔にばちばち当たるのがいや…
いちおうマスクをしていたのですが、マスクすると息が苦しい…。
地味な登りにテンション落ちまくりで時速も20キロ程度に。
なんだか頑張っているつもりで、速度が上がらない…。

そのうち、ひゅーんといきなり抜かれて…
そしてまた、ひゅーんと抜かれてこれはゆっくり飯を食ってた米倉さん、
ふたりにはついていかず、見おくって。

そのうちに写真チェックポイント
フォトチェックに抜いた二人がいたのを見て
通過してしまうところ、戻って…助かった。
抜かれたのはその一度だけで
そこから、そのふたりと離れては、追いついて
結局最後までなんとなく一緒に走ったのでした。

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フォトチェックポイント2の羽黒山参道の三台

途中ひとりがスマホGPSを拾わなくなったとか
でもうひとりとぼくを頼りに。
でも僕のも水滴でくもってよく見えないので
なんとなく支えあう形で走ります。
下りで地図を見ながら走っていたら
遅れてしまいまたまたあっというのに見えなくなって
やがてクランク。
この辺は地図と同時に迷いそうだったのでグーグルストリートビュー
頭に入れていたのでそのままクリアー。
しばらく行って、直線になったところでチェーンがキーキーいいだしました。

路面がやっと乾いて、チェーンの濡れも取れたところで
油も切れたのでしょう。
抵抗もですがね気分的にやっぱりテンション落ちるので
いったん降りて、バッグから水置換性オイルを出して
(水があっても水の下に入り潤滑します)
びちゃびちゃ振りかけます。
さて走ろうとしたら、あれ先に行ったはずの二人が
目の前を通過、道間違えたーと叫びながら

あららー
とまたあわてて追いかけます。
なんか今回このパターンばっかりですが
あいにくの向かい風
エアロポジションでひたすら回します。
追いつくだろうと思ったのですが、
まったく同じ距離を保ったままたぶん100mほどで、
見えるのに距離が縮まらないまったく近づかない。

おかしいおかしいと思いながらでもこれ以上踏んでも回しても
ながくはもたない、せめてとさらにエアロポジションで
腰から回すように体を使います。
少しづつ
少しづつ近づいて、少しだけパワーを増やして
ようやく追いつきました。

そして後ろについて、しばらく走りちょっと中切れになったので
間に入ります、でしばらく走りふと地図を見たら
曲がるところを通過してる、あわてて前に声かけ
後ろをふり向くと、後ろも曲がるとこで止まって手を振っていました。

そしていよいよラスト土手沿いは向かい風でひどく
これはぼくが前にでてかんばるか、と前をひいたのですが
しばらくしてふと後ろを見ると、だれもいなくなってる。
あれれ?としばらくうしろを見てみたのですが
いない。
街中は信号で
残念ながら平均時時速24.8で25を切ったのが微妙に悔しいと思いつつ
もう盛り返せないので、pc2のローソン西野店を探します
近くのローソンに聞くとそこじゃないというので
酒田駅前まで来ると、後ろが追いついてきました。
どこかわかりますか?
主催者発表ルートラボのゴールは酒田駅前になっているのでと聞くと
俺わかると米倉さんがいうので
またまた三人で。

でコンビニで、もう一人の方に、どこから来たんですか?と
聞くと、秋田から自走で来たんです。
えっ?秋田?自走?ちよっとピントこないままなにかデジャブ感。
ん?お名前は?と聞くと、まさかのストラバフォローしているひとで
こないだの夜中ブルべでしばらくぼくのうしろでいっしよに走り
先に行ってと手で合図したらあっという間に見えなくなった、あのひとでした。
夜中の峠をふたり自転車で走りながら、ひとこともくちを聞かず
自転車もよく見えなかったので、だれか知らなかったのです
で、そのことを言うと、いやーもうこっちもぎりぎりで、行ってというから
頑張っちゃいました、とか。
お互い笑い話になったのでした。


ひとしきり話した後、あっココがゴールじゃないというわけで
ほんとのゴールに向かい
完走認定を頂きました、たしか9時間2分(なんか微妙に八時間台でないのが悔しい)

 

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ゴールあと戻ってきた方々バーベキューで歓待
ありがたいな、
参加者のなかに何人か知った人がいて
いい振り返りの場となりました。
土田さんとかも後から混じりなんか知った方がいると嬉しい。
そのあとの宴会もあってなんともタノシイ
共通体験をした人たちのの中なので
いっぽ親しく話をできていい場でした。
こういうことはあまりないらしいです。
時系列で書くとなんかいくらでもかけちゃうネタがあるので
詳しいことは書きませんが
ブルベはブルベ会というようなクラスみたいです。
そして宴会もクラス会みたい24人。
過去のこと未来のことを語り合う感じ。
ビールやお酒少な目で、食べ物炭水化物多めな
ちょっと変わった飲み放題な会。

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ちょっとだけ写る、さっきから話題にしてるもう一人のかた。


そして井出マヤさんという神奈川でブルべを主催しているひとが
なんとも魅力的な方で、過去現在未来を語るその姿が
きらきら輝いて見えたのは髪の色のせいだけではなく
行動力と思いやりと姿勢そのものでしょう。


あしたは夏油やブルーライン年代別一位のひと(あの星さんのコーチだとか)
栗駒ヒルクライムレース主催の米倉さんと一緒に一関まで戻ります。
途中待ってるからというけど
脚の痛みはかなりで、明日までに引くかどうか…
就寝は23時


さてぼくの今回の目的というのは
二日続けて走るという体験そのもの

とりあえず、ロングの必需品はチェーンオイル。
雨の時には200k持たずオイルきれます。


まだ書くことありました。

うさぎのブログ書いている人ですか?
と、聞かれたのにはびっくりしました。
今回のブルべで二番目にびっくりしたかも。
でこの方もストラバフォローしていただいて
くだらないことばかりなのにすみません

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この酒田ステーションホテル、なんかバイク展示室や、自転車屋さんもホテルの中にある。靴の中敷きが秘密兵器なんだと明日の二人もオーダーしていたのでちょっと興味ある。

 

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ちなみにうさぎのどこがいいんですか?

みたいなことを聞かれて、具体的に言えなかったのは

かわいいと思っていないわけではなく、地味なかわいさを

伝わるように脳内で変換する作業にブルべ脳が切り替わらなくて