うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

新潟へ行ってフェリーに乗りました

動悸とかふらつきとか、疲れがあったのを鍼で治療してもらい週末
あわただしく走り抜けた二日間の旅でした。
景色とともに、クルマのナンバーが仙台から、山形、福島、会津、新潟、
と変わっていくのが、新鮮でした。


今回300キロを二日間走ったのは、ひとつには検証したかったのです。
自分が走れるかどうか、走れたとしてどの程度の疲労度だったり
初日は問題ないにしろ、二日目足を残した走りができるのか、
計600キロ自転車ノーメンテ、食べ物は、飲み物は、装備は、
宅急便営留受取、コンビニ発送、苦手な暑さ対策、
睡眠四時間というのはどうだ、などなど。

そして、二日間違うルートで同じ距離、同じ獲得標高で引いたルートも面白い。
ルート通り走り、なにがどう違いが出るか知りたかった。
ルートラボとサイコンの差異についても。

 

結果、一日目新潟行きでは、

304キロ 平均時速24.8キロ 走行時間12:17

移動時間15:31 獲得2,561m 平均パワー114W

二日目、秋田から自宅では
距離304キロ 平均時速24.7キロ 走行時間12:17

移動時間15:39 獲得2,207m 平均パワー116W

 

とっても興味惹かれるデータがとれたというか…
距離も時間も、ほぼおんなじって不思議じゃないですか。
行より帰りが二つの理由から速く帰りたくて、前半平均時速26キロと飛ばしすぎ
後半ばててたし、なのに実走行時間全く一緒って深すぎる。

ルートラボと対比して、初日の新潟行きですこし誤差があり
これはでもどっちが正しいというわけではないのですが、
このコース、トンネルがいままでの人生でもっともあったので、そのせいのような気がします。

あと細かなアップダウンはカウントロストされるような気もしますが
これはぎりぎり2200メーターという二日目のほうかもしれない。

今日は頭も働かないし
ここまでにしようかと思ったのですが、写真を見てみたら
こんな風景そういえば見たよなと
とっくの昔になりかけているので、忘れないうち
とりあえず最大目的フェリーに乗ったことだけ書いときます。

途中なんか早くつきすぎるかもと、行程表見直してみたら計算を間違ってて
がっくし。

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鶴亀算


朝4時に出て、19時に港に到着、
22時20分から乗船だというのにあと3時間半の無駄な時間…。
構内がらーんとしていてなにもすることがなく
仙台から時間指定の電話予約してまで買ったすしべえの寿司は
(すげー並んでました)お腹満たして寝るよう船内までキープなので、
それまでのつなぎでラーメンを食べに行きました。
のれんに中華そばと書いてある店で、中華そばを頼んだのですが
中華そばじゃないぞ。はやりの極煮干しラーメンでした。

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普段はこんなに食べない。スープがごちそう。

スープはおいしかったので飲み干しましたがぼくには麺がちょっとだめでした
はやりっぽい感じではあるのですが。すみません。食欲ないもので。
ここで熱いおしぼりを目に当てたら
もうなんというか気を失いそうにうあ゛゛゛゛という感じでした。

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ぼくの船が待機している、修学旅行の観光バス気分。実際は締め出し食ったホテル。

あとは待合室のベンチに腰掛け休息のみ。はやくレーパンを脱ぎたいその一心。

www.snf.jp


22時過ぎてくると案内が始まりました。
トラック搭乗口手前のバイクと書いてある指定の場所に置いた
自転車のとこに戻り先着していた青いバイク一台のほかににぎやかな
関西ナンバーのスクータータイプバイク5台の間挟まれて待機。
印刷したeチケットを首に下げた行程表の裏側に入れりていたので
バーコードをぴっとしてもらい簡単に終了。どきどき、が、ほっ、に。
搭乗です、がバイクがばびゅーんといくのに
押し歩きでお願いします、と言われてくてく。
まあ傾斜もあるし、滑りやすそうだしこけたら大変だから
と思いながらクリートで歩きにくい穴あきスチールの上をてくてく。

待合室に自転車持って8人くらいで秋田に向かう人たちがいたけれど
みんな輪行袋にいれてた。
係員に、折り畳みですか?と聞かれて
話をしていたけれど、リサーチの限りでは新日本海フェリーの場合
自転車は輪行してもそのままでも、同じ金額かかります。
なので輪行袋にいれる必要はないのです。
ただ表ゲートでなく裏口みたいなトラック搭乗ぐちから
とぼとぼと、長い花道のような坂をあがるという経験つきですが。

さて事前情報では速い時間にお風呂終了とのことなので
出航していないのに、お風呂に入ります。
水線が前方が高く傾いているのがこれは船のどっちが重いということなんだろう
と悩んだりしました。
適度にぬるかったので、以前みたく風呂上りに倒れることもなく
よかったかも。
あと部屋で、布団しいたら(今後のために和室のステートルームを検証すべく予約していました。個室はオフシーズンならひとりでも貸し切りできます)
8120円で、特に早割やネットわりはなかったようです。
ただ、ABCとわけられた期間により季節料金が増額になるので今回は
個室使用OKと料金のことでこの期間にあわせての旅でした。
自転車料金は輪行も原型(自走)も同額の期間料金なし720円。

船の人、港湾のひと含めみんなホテルマンみたいにあたりが優しかった
出航は音も振動も感じず、ふわーっと岸壁を離れていきました。
ステートルームは、外が見えるので
しばらく離れていく港を眺めてしましたが
やがて気が付くと23時半になっていたので
耳栓を(これはあって良かった)してドリエルという睡眠導入剤(アレルギー薬)
を飲んで(初めて飲みましたがこれもよかった)、布団にもぐりました。
しばらくしてががががというこまかい振動か継続的にあり
揺れはないものの、これは、もしかして振動で一か所に6個さした
USB充電コンセントがぼろっと落ちてまったく充電できていなかったら
どうしようと対処を考えたりするうち寝ていました。

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残り4時間で充電できなければ夜は真っ暗。


気が付いたら港ですよ、降りる支度してくださいねと
アナウンス。
お、いけない。と時計を見たら4時40分ほど。
なんだよ、起きるつもりでセットしていた時計は6時でした。
そのあとおきたくなーい、もっとここにいたーい。
と、とりうえず着替えをしながらもぐだぐだ
熱いお茶をわかして飲んでいたら(夜は熱い湯が幸福、朝は熱いお茶がしみるね)

そろそろ車両甲板にステートルームご利用の
自動車、バイク、自転車のひとはそろそろ降りてきてください。
といいます。あれトラックは?(トラックは車両の近くに専用ルームがあるみたい)
二等、一等は(そっちもべつの放送がながれているのかな)
名指しかよ…と思いながらさらにぐたぐた。

さらにアナウンス、部屋のキーを今から取りに伺います。
と、すぐ一部屋ずつとりにきました。

 

だって5時40分につくんでしょ。出航までゆっくりしていいよね、
まだ5時20分だよ。とさらに渋っていたら、部屋の電話が
なりましたよっと。
さすがにまずいみたいで、あわててドアノブに手をかけて
部屋を脱出。
フロントに行くと、降りる人たちが並んでいたので
最後尾でてくてくと、ついていきなかせら振り返るとドアは閉鎖されました。
そっか、着というのは、港について乗り降りが開始できる時間のことをいうのか
それまでに降りる支度をして効率的にみんなで降りなきゃならないのか。
と、ここで納得。
バイク自転車の順に降りていきます、ここでもチケットをぴっとして
またのご利用お待ちします。
楽しかったような短すぎてよくわかんなかった。
風呂とトイレしか行かなかったし…。
これはもう少しゆったりと乗りたいものだ。
バイクの人たち、苫小牧いくのかと思ったら
みんな秋田で降りたのも不思議。
秋田なら自分でどこかに泊まったりしても
自分で走ったほうが安いじゃないのかなあ?

タオルを濡らしてしまったので
頂いてきましたが、新日本海フェリーって名前入りで
なかったので、記念品として使えず残念
あまり土産物とかを買わない自分にとってかつて行った旅を思い出す
ひそかで唯一のものだったりするので。

21時まで営業の宅急便の栄留で受け取って(このとき自分を証明するものが必要でした、auワレットカードの署名でOKでした、署名大事)
船で使ったり補充したものと不要のものを入れ替えて
(雨具も防風衣も帰り荷物にしまいました。
晴れるでしょうし、今の時期ですから気温的にも問題なし。)
船を降りてすぐのセブンイレブンから着払いで
自分に発送しました。
これであとは走るだけ
さてと、船を見送られて再スタート。

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遠景、らいらっく号 朝6時

クロモリ自転車いろんな経験しているなあ。

あと乗っていないのはモノレールとケーブルカーとパトカーと消防車だな。

クロモリ:ヒコーキのりたい、ヒコーキは?

壊れるからダメ。