調子見ライド - うさぎとピクニック

朝四時半、なかなか起きられない、目覚ましを止めて
予定していた200キロコースを中止として、
かといって、全く乗らないくもりの週末というのも
もったいないもので、少しでも乗ろうと支度を調えました。

走り出してすぐ違和感。重たい。クリート位置を変えても
あちこちが重い。踏んでないのにすぐに筋肉が重くなる。
なんだろう、寄り道して以前ラクラクだった坂を上ってみた。
すぐにインナーにいれないと苦しくなる。
6パーセントほどの、たいしたことはない坂。
たしかフロントインナーのリア真ん中ほどで登っていた印象。
なのに、今日は一番軽くしないと上がらない、それでも苦しい
なんでだ。
長距離ばかりの走り方になってしまったか。

傾斜が苦しくなる前で引き返そうと思っていたら、
ほとんど車が通らないところの山道でも道路工事の警備の人が
「坂、がんばって」という。
はーい、と返しながら、引き返すとき、どういう顔して戻ればいいんだろう
傾斜が急になってもこのまま先に行って峠を抜けるしかないかな
わかる人はわかる元仙台ハイランドの峠を秋保の南から向かいます。

き、きつい。
以前もきついと思ったけれど、さらにきつい。
ダンシングしてもすぐ疲労に変わり、時速9キロ。
なんだろな200キロデフォルトで走っていたら、劣化したぞ…
もしかしたらこれって老化なのか…

ヒルクライム対応で軽量化して、補給も不足して筋肉が落ちたり
カロリー不足だったり、でいま限界なんだろうな
ぎりぎりのところでやっているので多少補給が足りないと
すぐにばてばてになる危ない橋、にいると鍼の先生。
おそらく熱中症になりやすいというのもその辺があるのかも。

今後どうしようかな、毎日ぼちぼちとやっていくしかないんだろうけど。
などと思いながら、反対側に抜け急坂を下り信号待ち。
もしかして、と下りながら気になったリアブレーキを
降りて見てみると
シューが、リムにあたっていた。
試しに手でホイールを回してみると回転せずすぐ止まる。

…、道理で。
い、いつからだ、

外したホイールをつけるときに、シューにあたって入りにくいことがあったっけ。
庄内から輪行で帰ってきたときかな。

だとすると、月山朝日町、道理で先週疲れたわけだ…。

って、ほんとにそのせいかどうか。
筋肉劣化は間違いないので、地道にがんばります。

と一旦自宅に戻り書きおいて、ごはんを食べ、
もう少し走ろうと思って定義さんにいつものように向かいます、
負荷をかけていいのか筋肉が迷っている、走り方忘れている…と思いつつ。
大倉ダムへの登り、ちょうどタイミング的に車に
挟まれてしまい、前に車が常に見えている、後ろからも
クルマが来ている、こりゃあ、クルマブロックして悪いので
それなりの速度で登るしかないなと頑張って、上ります、アウター。。
やはり今までよりきつい…けどうしろから来ているから頑張る。

はあはあいって、もう後ろから、あおりたてられながら走るのがつらいので
右のダムサイトに逃げます、
土日はこの時間一方通行、クルマは後ろから来ないから楽できる。
と筐体の上を走り出したら。
前からダンプ、当初左がわ十分空いていたのでそのまま通過しようとしたら
詰めてくる詰めてくる、詰めて行き場ないようにダンプめ、やりやがった。
あわてて、ブレーキ　パンパーの10㎝手前で止まりましたよっと
あまりに急だったのでバランス的に止まる瞬間右クリートを外すのに
遅れ右にこけそうになった。
向こうも当然先に止まって、だめだよこっちからきちゃ、。
と文句。
疲れてはあはあ言いながら、気力もさほどないので
いやいや、自転車は除くと書いてある、と反論。
ほんとに？
地元だからね。と付け足して、バイバイ。

気づけば大抵の人は年下なので、強くものも言えるようになりました。
けれどまったく、危なかったし、自転車であろうと
ちゃんと標識を確認しておかないとどんな「いちゃもん」つけられるか。
我こそ正義をふりかざして、実力行使に出られるのはごめんこうむります。

いったん止まったので、そこから気持ち的に仕切り直し
しんどいなあ、と思いつつ少しづつ、息を少しだけ切らしながら
走り続ける、自分の走り方を思い出して、休みながら、走ります。
やっぱり毎日走らないとだめだなあ、
この坂はどうだろう、途中で数台、自転車に追いつき抜きます、
いつものようなアウター、きついけどまあこのくらいの斜度と長さなら
なんとか、ちょい苦しいくらいで抜けられました。