うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

スピーカーとアンプとCDの相性


昨日、すこし片付けしながらしまってあったスピーカーを
気になって取り出してみました。

きっとあの印象は勘違い…と試しに置いて聞いてみたら、
うーんやはりひどい音。
なんだか平面的でレンジも狭く、音を大きくする気もしない…

アンプを変えてみたのですが、傾向は変わらず。
やっぱりこれはもうどうしようもないな、と再びしまおうとして
でも普段よりチョコ効果で元気だったせいか
思いついて、マッサージ機のすぐ横に置いてみました。
ニアリスニングセッティングです。

C.E.Cのカルロス何とかさんが設計した、ひとつのトランジスタ
すべての音を増幅する、NFBのA級アンプという真空管でいうと
シングルアンプみたいなものでこの小さなビクタースピーカーを鳴らしてみます。

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手前がそのスピーカーでSX-V1-M

なにをかけようかな、迷ったけどいつもの合唱ではなく
3.4日前にブログに書いたベニー…なんとかさんのCD。

座っていきなりびっくりしました。
厚みのある音、、音の洪水
ぴたっと決まった定位。ひとがそこにいるみたい。
このスピーカーこうやって近くで聴くものだったのか
と、目からうろこ。
スピーカーって2メーター3メーター離れて
ある程度の音量で聞くものだとばかり思っていました、。

それとこのCDはイヤホンで聞くための音作りをしているのかもしれない。
定位はぴしっとするのだけれど、ものすごく音が左右に動いたり広がったり
いやー、なんというか固定概念覆されるばかり。
いじくりすぎた音に脳内かき回されでもそれが嫌ではない
囁くようにアイラブユーと繰り返されたり
17歳の女の子が目の前に立ってプリーズ…プリーズつぶやいたり
もうなんか…いろいろどきどきする。

このベニー何とかさんのことは顔も知らないし
YouTubeでもあるんだろうけど、見ていないので今のところは
この、ステレオの中だけでしか知らない。
この曲たちって、ガイドメロディのようなものがなくて
ほとんど低音のぽわーんというシンセとアカペラのような歌?で
すすむので、不思議なんです、曲というよりクリエイターたち?の作品のような。
本人が作詞作曲してるのか、そしてこのサウンドつくりや
ミキシングにどのくらい関わっているのか。
なんだかこの人について論文をかけそうなアルバムなのでした。

いやそれよりこの無垢板のビクタースピーカー2年くらい前中古で買って
うちで居場所なくてどうしようかと思っていたので
(無垢板スピーカ好きなので買いました)生き返ったというとこ。
アンプとの相性とかももちろんだし、聴く音楽によってもずいぶん違う、
そしてセッティング。
参りました。

あと、先日悩んだイタリアの謎スピーカーはオンマイクの音楽にあうみたいだから
ラステームの小さなデジタルアンプでボーカル帯域持ち上げしばらく試してみます。