うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

シーズンにむけ

3月10日。

あと2ヶ月で自分のレースシーズン開始です。
そろそろ、スピードあげて、坂がんばろう。

とはいえ、11%以上の斜度がある道は、きつすぎて
脚に負担がかかるので、練習といえど登りたくないんです。

ついでに交通量の多い道も面白くないから避けたいし
トンネルはさらに通りたくないので、必然的に旧道や
昔の峠道、地の日常の道を選んで走ることになります。

旧道は山すそに沿って道が切られているので優しいことが多いんですが、
たまにそういうなかに林道も混じっていたり、これが
また最短距離を結んでいるのか、無謀にきついとこもあって
泣きたくなるんです。

あくまでもそこを通って越えたいので引き返すということはないのですが、
疲れている時など頑張ることをあきらめ、やすみやすみ登ることもあります。

そんなことを近場で繰り返していると、通りたくない道というフラッグだけが
印象に残っていることに気が付きます。
そこに似ているアプローチだったりするとどこであれ
髪の毛に仕込んだ嫌な予感メーターがビンビンに立つことも。

行き止まりのきつい道は別にいいんです、
泉ヶ岳、太陽の村、仙台ハイランド、構いません、行かなければいいだけのこと。
けど、北進しての花いかだそば屋への峠は、通りたくないけど
帰宅へのルートとしては選びやすい通りやすとこにあったりするので
油断できません。磐梯の高湯温泉手前の道、きつい、けど
そのうえの絶景を見て、五色沼に抜けるにはそこを行かねば…。
蔵王のエコーラインの不動滝のあたりも嫌で、練習ではないときは
峩々温泉から行くことにしたい、逃げではなく脚のため。

ちなみに、近くで好きな峠は二口峠。
きついけど優しいんです、旧道だからかな。
笹屋峠とかも好きですし山すそにそって走るコスモスライン、アップルロードなんかも好き。

好きだと言って同じ道を走るということもあまりしません。
たまに走るから好きと思うのだし、
新しい道を探し、旅のようにきょろきょろしながら走るのがいいのに
同じ道を走ると無意識に前回の自分と比べてしまったり、がんばったりで
嫌いな道になってしまう。

いわゆる、練習はしたくない。

時期的にも自分としては今はなるべく力を使わないで走り、
やがての練習に耐えられる体力つけておきたい
リハビリ兼ねて走ることでの調整、まずは基本から、ということです。
自分の中のリソースが限られていることを知っているので、
まだ今じゃないということ。

なるべく少ない力で走れるよう、身体の中心に近いほうを
きっかけとして発動するだけで末端の足が回るように
からだの使い方の練習は、体調が万全ではない今だからできること、

使い方とは例えば、末端を痛めたので、そこを痛めないような動かし方。
腰、膝、くるぶしは3重振り子の関係のようなものですし、
末端で辻褄合わせようとするから無理が来る。最初の発動をしっかり。

やがてがんばれる時期が来て少しづづ強度をあげても
壊れない脚になっていますようにと思いながら、動かし方含め
できるだけ毎日ローラーには乗るようにしています。

固定ローラーです、ギアチェンジのないピストでシンプルに。
ズイフトというネット回線でつないで人とレースをする
スマートローラーが人気ですが、それとまったく逆です。
映画を観ながらですし、嫌になったらすぐ降りちゃいますけど

回すときは常に意識をもってやっています。

少しづつケイデンスをあげ、無呼吸ではなく
呼吸しながら長く楽に続けられるように、強度をあげられないなら
ケイデンスをあげる…
夏油の最初のスタートからの風景が脳内から離れないのです、
あのとき気が付いたらケイデンス120近くで回差ざるを得なくて
アチェンジをしたかったけれど、その一瞬のロスタイムでちぎられそうで、
出来ずそれ以上はおしりが跳ねてしまい、回転をあげることも
回し続け維持することもできず、疲れて自滅して離れていった。
あとは単独走、それでも最後まで後続の列車に抜かれることはなかったということは、
意地でも最初の列車で行かないと、今年以上のタイムは望めないということなので。
目標としてはケイデンス110で10分くらいまわせたらいいのだけれど…。
それはまだ先の…先の。


いま大事なのは、きつい坂で無理をしないこと
走行中はきちんと糖分、水分というエネルギーを補給し
帰ってからはタイパク質をとり、マッサージしていたわること

とはいえレースまでに、練習できるのはあと10日ほどなのかな。
どれだけ頑張れるかな、汗かいたぶんだけ レースの時頑張れるのだと思うから
そろそろスタートの支度をしなくちゃ。


今年は自転車6年目正念場。