うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

思い出のかけら

 

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ボンタンアメ 飴と言ってもキャラメルみたいな

ヨドバシで見つけまして。
税込み、送料込みで、一個100円しない、という価格にも驚くけれど
子供の時と変わらないデザインだったことにも驚きながらの購入。

製造元のホームページを見ると、社是として
真面目な製造
真面目な販売
真面目な経営
があげられているので、おそらく中身も当時のものと同じと思われます。

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材料みると今ならわかる

パッケージに「包み紙はオブラートでそのまま食べられます」と
書いてあったのには時代の変化を感じました。

怖いもの見たさで食べてみました。
子供の時数回食べてあと目の前にあっても食べなかったので
考えてみると実に、50年ぶりくらい。。
(誰にとってもそういうことってそう何度もあるわけではないし
この年齢になって初めて味わえる人生の深みではないかな)

 

んーそんなに悪くない、むしろ意外においしいんじゃ。
子供の時、親がたまにくれて、おそらく自分が子供の時食べて
好きだったからではないかというのは想像ですが
でもぼくは甘くなくて、えぐみがいやで好きではなかった。

 

たしか当時東京球場にロッテ対どこかの野球を見に行って
チケットをもらったので何人かの同級生もつれて
行ったときにその同級生に、親がその飴を一箱ずつ配り、
案の定、なんだこれダサいデザインといいながら
いっこ食べて、まっづーと全部ごみ箱に捨ててたっけ。
そのくらい、まずく感じたのは確かだけれど、
ちょっとぼくも傷ついたな、さすがに親もかわいそうと思ったし。

 

で、とうのセイカ食品は元気に頑張っているのが
ちよっとうれしかったりします、
気に入ってまた買うかというと、そういうこともないので
思い出の味になりそうです。遠くしまっておいた記憶のかけらで
いいような気もするので。


そういえば、駄菓子屋さんって、よく経営成り立っていたなあと
今になって思います。学校の帰りは禁止だから
一旦家に帰ってからもう一度くるという約束の元
10円、50円もって、一日数十人、でしょうか。
それでよく経営成り立っていたなあ。
子供相手だから疲れるだろうなあ
近くに一軒しかなかったような。


あとは、公園や神社に自転車ひいたおじさんがやってきました。
ぼくが好きなお菓子は麩菓子と、きなこもち。
学校近くの空き地には、年に一度カタヤもやってきました。
このへんは「こち亀」のなかに詳しく書いてあり、大きくうなずいたものでした。
(作者と時代や小学校は違うけれど中学は同じ学区内のため共通体験が多い)

 おしい、ここが…と難癖付けられと高い金粉を買わされる、そしてある日どろん

あれでだまされるしくみを覚えたものです。