うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

少年は答えを欲しがり大人はすぐに見せたくない

 仕事のお客さんの息子さんが
忌野清志郎さんのファンだとかで、いつか自転車の旅にでるんだと
いまから鍛えているんだそうです

それを聞いていろいろ思ったりもするのですが、
とりあえず、発した言葉はへー…すごいですね。

なんたる間抜けな返答、自分で情けなくなり言葉は続かずでした。

 

正直言って旅に出るのに筋肉っていらないように思います。
むしろ回復力が必要でそれは若さなら自然と備わっている。
それよかサドルですれて痛いとか、空気が減ってきたけど空気入れがないとか
雨が降った後にチェーンからキーキー音がするときの対応とか
そういうことのほうが大事な気がします。
それとやる気の原動力。どこそこのなにを食べたいということが
とても大きな原動力です。

自身高校生のとき、藤村の詩の伊良湖崎に自転車で行きたいという
だけの目的で東京からでかけたことがありました。
途中、自転車担いで富士山にも登ったりして楽しかった。
(自転車雑誌の影響で峠を自転車担いで越えるチャレンジがはやりでした)

 

当時苦しかった坂を、いまはまあそれなりに登れてるのは、
練習のたまものや鍛えられたからではないというのが、
流れでは言いにくく言葉に詰まった理由です。

ロードレーサータイプの自転車ってママチャリやクロスバイクとは
比べられないほど、気持ちよく進みます。

清志郎さんタイプのそういった自転車に乗るとびっくりするでしょうね。
ひゃっほーっどこにでも行けそうな気がするかもと思います
ぼくは購入して、最初の数百メーター空を飛んでいるみたいでしたから。

そういった気持ちをもう味わえないのが実はとても残念な自分です。

 

栗村修氏が、速い自転車でレースに出たいと言う少年に。

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