古い革袋に新しい酒を、というたとえは好きですね
この頃特に。
自身のそとみ外見が古くなってきたので。
ぼくの乗っている自転車は鉄製のフレーム
ミューラーMSP
むかしは前三角クロモリがほとんどで
全部クロモリというのは聞いたことなかったですね、
クロ―ムモリブデン鋼の次点はハイテンといいました、ハイテンション鋼。
それも前三角だけハイテン(後ろ三角はただの鉄)。
その時代にすると、考えられないくらいの高級品です、
クロモリのぼくの自転車、しかもフロントフォークはカーボンですから。
それを古い皮袋に例えるには無理があるかもしれないですが
無理を承知で言えば、外見スチールの古いホライゾンフレームですけど
トップフレームにひねりが入っていて強化されているし、
カンパの手元でシフトできる10速だし、ホイールもG3組だし、
なにより電装品がすごいです。
GPSサイクルコンピューターでいろいろわかるし、
めちゃ明るい1600ルーメンライトとか、
スマートホンで現在地がわかるとか
メールができる電話もできる、音楽も聴けちゃう
うしろからクルマが何台くるとかもわかる、
腕時計で支払いもできちゃう心拍もわかる、今の時間もわかる、という、
もうすごいんです。
なんてハイテク。
まるでアニメのスーパーヒーローみたい。
どこにだって行けちゃう、体力と気力だけあれば。
です。3
すごくないですか？。
ただ、難点はバイクより車より、燃費が悪いような気がすることです。
自転車って、ご存じですか？食べものが燃料なんですよ。
糖分がなんたら、タンパク質がなんたら、
しかも糖分ならどれでもおんなじと思ったら、そうでもないし
タンパク質も四種類に分かれてたりでもうメンドクサイの。
野菜も有機野菜だし、たぶんエンゲル係数かなり高い。
自転車って乗ると健康になるって話が
いつのまにか乗るために健康でないとというレベルになってて、
なんか可笑しい。
それこそ古い皮袋に、新しい酒。
