うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

八幡平ヒルクライム2020

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体温測定所

体温測定、はカメラの前に立って測定の流れ検査。
35.3度と出たので低すぎないかと聞いたら
みなさんそんなもんですよ、だとか。

初めての大会でまず迷うのが並び方。
並び方で、だいたいなにか決まってくるものもあるのだけれど
運営のほうはわりとアバウト。時間前に自転車置いて、ということもあるので
確認しに歩いていくうちアナウンス、今回はコロナ防止で開会式はスタート位置に整列した状態でやりますと。
ゼッケン順というのはまずないので、時間だったこともあり自転車をもって
並びました、前から2番目。なんかやだなあ…自分にはそんなスタート位置からリードしていく力はないので…。

蜜防止なら開会式なんかしなくていいのに、と思ったら
市長挨拶が1分、大会委員長も1分ほどと、なんて簡潔。
マスクしたまま整列してスタートを待ちます。

ぼくのクラスはひとつの年代の塊が多かったので二つに
分けられ、どうも年代の前半と年代の後半に分けられたみたい。
これ後で書くけど、ちょっと問題では?。
最初に説明あるべきと思うけど、二クラスに分けて合算なのか、
夏油みたいに完全に別クラスで表彰やリザルトも別なのかと。

多少もやもやしつつ、とりあえずスタートはのんびり行くことにします、
抜いてけーみんな。という感じ。
それでも最初の数百メーター、ふと思い出してパワーをみたら360ワットとか
出てしまっていたのでまずい、と250ワットくらいに落とします。
その後さらに200ワットちよっとくらいでキープします。
レースで初ワットメーター。前半坂がきついという
知識だったので、後半の多少ゆるやかになるとこまで抑えようかと。

出発まで霧、途中雨が普通に降ってきたりしましたが
すぐにまだガス帯になりました。
気温は寒くもなく暑くはなく、果糖水も減りませんが
軽くしないと、と後半が近づくにつれ、傾斜があるとき
飲むタイミングもなかなかないのですが、
つくりながら少しづづ飲みます、
それと蜂蜜+アルギニン+アミノ酸スペシャル補給食も。

昨日車で走ったときのことを思い出しながら1キロごとの経過距離数を見ていきます。
これは、助かりました、あと半分とか初めてのコースでも、なんとなく
体力の割り振りを後押ししてもらっているみたいで勇気づけられました。
確か二回目の給水地点のあとは、残りキロ表示に変わります。
のこり 5キロからカウントダウン、下に池がみえて和んだり、
源太岩などがあり観光モードとともに、緩やかなので脚も楽になっていきます。
甘えちゃいけないと、引き締めつつ後ろからきた同クラスの人に
抜かれた…と思ったけど、むこうもぎりぎりみたいでその後また抜き返す。
青いきれいなアンカーフレームのこの人とは最後までバトルでした。
やはり、楽をしたいと思ってしまうので誰か競える人かその場にいるというのは
力になります。
下りではその人を抜いた後、ちよっとほっとして脚を止め、左カーブと思って
そのとき頭をよぎったのはいま履いているタイヤは10barで雨に弱いという
評価。車体を立てて、身体を寝かすリーンインで曲がろうとしたら
回り切れないんじゃ?と頭が働き反対車線に出て、ブレーキ…かけたら雨で
ほとんど効かない、ちょっと焦りました。
心配なく曲がれたかもしれないけど、もう滑ってこけたくはないので…。
あとでストラバ見るとみんなもっとスピード出していたみたい。

ここからひとつ大きな坂を越えてゆるやかになったところで
またさっきの人が前に出た。それから、まずい、離されていく。
残り1キロ、あとは最後にひとつ坂があるだけでなだらかなのでここからスパートしないと。
脚を残してもしょうがないと、ボトルの水を捨てて、追いかけます。
ワット数はもう気にしない。セーブも必要ない、あとは追いかけるだけ。
でもなかなか距離が縮ませない、50メーターほど、手が届きそうて届かない。
最後の坂で、失速?差が縮まり背中につきました、
この先にすぐゴールがあるのは下見で知っているので、ダンシングで
スパート、一気に抜いて、ゴール。
後でみたら、ここで最高ワット435と、最高心拍188出してました。
ふっと思うのはスパートする力残ってるなら
コンスタントに割り振ったら良かったんじゃ…。

うーん、あのね、ローラー忘れて脚あっためられず、開始10分ほどで早くも
乳酸とか尿酸とか?ああいう疲労物質が溜まってくるのがわかったので
距離もあるので…とね。

 

車で下見したのだけど、車で走るより自転車のほうがもしかすると楽かも…。
いいかたへんだけど、想像するより産むがやすしというやつ?。
ついでにFTP217に更新してた。

タイヤが固くてごつごつ。ラテックスの効果なし、お尻が久しぶりに痛くなりました。

固いとね…スピード出していなくても出しているみたいな気になるから好きじゃないな。

しかしゴールで到着してから、下るまで寒かったこと。
一応ダウンベストとジャケットは着たのだけれど、それでも足りず
カッパ上下もってくればよかった、車にはあったのに…。
テント脇で震えていたら、係員の人が歩いて2分くらいの展望レストハウスのほうが
まだ暖かいからそちらにどうぞと、教えてくれたので移動。
自転車であがってきているひともいたし、車をデポして、車で直接下る人も
いたので、なるほどベテランだなと思いました。
あたたかい豚汁食べたい…と冷たいもの食べながら思いました。

下りは、スムーズでいい感じの速度だったので良かった。
矢島とか、会津とかは遅くて遅くて、密集するしですごいストレスだったので。
戻ってもなにも食べられるものもでなくて、それは寂しかったけど
しょうがないね、このご時世、並ぶのはダメ。

帰りに温泉券をもらったのでパノラマライン経由、焼け走り温泉で
汗を流したあとネットを見たら表彰式前にすでにリザルトが上がっていました。
はたしてやっぱり、クラスは合算リザルトで
ぼくの前に誰もいなかったのに、2秒差で同クラスの誰かに負けていました。
なんかなあ、1位から5位までは同年代の前半クラスが独占
なので、後半クラスの1位2位は合算のため6位7位。
ぼくの前も7人くらいしか(スタートしてすぐ前にいる人数数えた)
いなかったのだね。そもそも蜜防止というなら、分ける意味が?と思うのです、
年代で分けたら、力が近いので密になるわけで、リザルト
合算ならばランダムに半分にしないとだめなんじゃないかな。
しかもそれを選手に知らせていないのだから。後半クラス一番と二番と
表彰対象だった人のストラバのつぶやきを見るとがっかり感、切ないですよ。


あと選手に対してひとつ、どの大会でもいるのですが
うしろについて抜いた後、すぐ前をふさぐように自車をひだりに寄せるのやめて。
レーンキープでお願いしたいです、いうのは後ろにタイヤがあること忘れているのか
抜いた後すぐ前に入るので、結果ぼくのフロントタイヤが
抜いた人のリアタイヤにかぶせられ、あたりそうになるのです。
速度差がほとんどないので、避けたり、速度緩めたりしました。


全体的におだやかでいい大会でした。参加できてよかった。
費用は無駄にかけていないという感じ、立哨員さんは地元の中学生?
雨の中ありがとうございました、寒かったでしょう、ずっとたっていて
大変だったでしょう。風邪ひかないように。

自分の体調含めいろいろありましたが、今年最初のヒルクライムレース
やっと参加出来ました。開催してくださってありがとうございました。
来年も参加したいです、今度は登山靴を荷物で運んでもらって
頂上往復40分くらい見たいなので、登ってみたいです。

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岩手県側だけなので見返峠手前がゴールです

ストラバのフライバイ、お祭りみたい。