なにからなにを書いたらいいものか、
たくさん感じるものがあり、たくさん「得たもの」がありました。
八幡平に行くという声を聞き、ではぼくもと
乗った形ではあるけれど、先週不満足な思いがそこへ足を向かわせました。
不満足というにはちょっと違うかな、八幡平にもう少し触れないと
飲まれてしまった遠慮した走りではだめだということ。
それでもう少しお近づきになりたいと八幡平、再度。
途中、開店直後の直売所でやぎさんを見ました。
家から持ってきたという、残りくず野菜を与えるおばさんがおかしかった。
やぎってきゅうり食べるんだというカルチャーショックもありました。
サラダファームで食事していたら、レストランの窓の外に
アルパカが遊びに来てくれました、かわいい。
なかなかこんな間近で「鑑賞」できる機会はないので大変貴重でした。
観光してきたみたいになってますけど、こないだ見たいと思って
深い霧だったため見送った焼け走り溶岩流を見ました。
300年前の岩手山寄生火山による爆発で流れた溶岩が固まったもので
植物がまだ生えていない殺伐たる風景でした。パイオニア縮物の姿すら
なくわずかに乾燥した苔が溶岩の一部表面に見えるだけ。
奇跡的に松が一か所生えていたのが印象的でした。
そのあと、山頂にむけ山歩きするつもりでしたけれど
ガスで視界不良のためやめて、さらに天候が崩れてきたので
自転車で下から登る予定もやめ、途中からのヒルクライムだけにしました。
その後、藤七温泉で汗を流し…というか、硫黄の泥につかり
お風呂畑のはしごをしました。カップル2組がそれぞれ
親睦を深めていました。前回は肩身が狭かったですが、今回は
自分も一応カップルのうちのひとりではあったので気楽でした。
なんにせよ節約ライドだったので、夜なにもすることがなく
明日に備え、久しぶりの地ビールのあと早めの就寝。
標高500メーターの高原というのに暑く、ときどき雨音。
夜部屋の中でも28℃くらいあったんじゃないかな。
翌日はうって変わって、眩しい日の出と共に起きました。
紫波農園の直売所で買ったスタークリムゾンという
洋ナシが柔らかく、酸味と甘みが強くてとてもおいしかった。
ちいさめということもあるけど1個80円ほど。
田舎は農産品が安いなあ…。