うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

お絵かきライド わんわんお

構想3年、なかなかいくことができませんでしたが

ようやく実行できました、ただ万を期してというより

はちみつや食料すら持たず、朝食パンをかじっただけで自転車の乗ったら

ふいにやる気になったのでなんの準備もなく。

 

ライドウィズGPSからデータを探し出しナビを開始。

知った道をうねうねと行ったり来たりします。

交通整理のおじさんがこの先行き止まりだよ

と教えてくれますが…何といっていいのやら。

わんこちゃんのお絵かきをしています、と言いたいわくわく感に満ちていました

しばらくは。

 

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100キロ走って半分も来ていない、しかも南仙台に戻ってきた

行きたい道をいけない、コンビニにすらいけないというジレンマと

戦いながら、行けるのかクマでも出そうな栗だらけの山中を抜けて

100キロ、南仙台に戻ってようやく二つ目のコンビニエイド。

その後また坂を上らせ下らせてくれて、自分よもうかんべんだ。

やがて仙台を離れ、今度は海に。

 

だんだん飽きてきたのか疲れてきたのか集中力がなくなり、

行き過ぎることが多くなってきました。

閖上、知ってる風景が変わっていました。

道も変わってトレースできないけどしょうがない、近い道を、

あるいは、荒れた道をがたがたと行きます。

 

あと半分、なんだかほんとに疲れてきました。

じろで庄内のときは130k走ってもまだまだ全然だったのに

今日はなんでこんなに疲れるんだろう。

パワーも心拍もかなり抑えているのに。(150ワットと150bps)

おかしい、なさけない、痛い、だらだら走ります。

 

いったい何やっているんだろう、という目的を見失った世界

を自分の中に感じつつ、もはや仕方なくただ脚をうごかし

ルートをたどるだけ。

峠を下った通行止めの工事現場では押して歩き、

横断のはずが地下階段を担いで道路を渡り

お腹減っても店の明かりに吸い込まれることもできず

ただ、走る。

 

先をのぞき見すると、大きな坂の上り下りがまだある。

菅生あたりで、暗くなってきました、17時。

ライトなどはフル装備だったのでゆっくりでも。

ビブはルコックス、意外に薄いものの方が痛くない。

長袖一枚だけだけど下着はメリノ、気温日中18時、夕方12度で

そんなに寒さはなくて。

 

鬼か、と叫ぶことになった折立の坂をこなして

真っ暗なサイカチ沼下のでこぼこ道を抜け、21時近くにようやく任務終了。

長かった…。

冬には走れないし、シーズン中はこんな変なルート走って足をおかしくしたくないし

でずっと躊躇していたのでやっと、解放されたというのが正直なところ。

 

 

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かわいいでしょう

わんこちゃん、ようやく描けました。

228キロくらいかかった。