さてと。
行ってきました、安く泊まれるということだけで、でかけたいわき。
220キロ、さほど脚の痛みはなくやる気まんまんだったので適当に線をひいた
そのルートはいわきまで斜めに一直線。
あえて国道をはずしたことで、ちよっと嫌な予感(車の多い道は坂が緩やかに作られている)も少し、それとコンビニもあまりなさそう。
結果からいうと、坂やはりきつく10パー越えは当たり前、ときにそれ以上。コンビニも
国道に出たときにあっただけで、山の中ではコンビニどころか店なんて。
そういった意味では岩手の山中より、ハードでした。
あと、気持ちがね、どこまで行ってもおんなじような風景で、さっき通ったここ?
いや似た風景か…ともう、永遠のリングワンダリング。
それがきつかった、進まない感は坂ばかりのせいではなくて。
山中から出口が見えない中もがいてももがいてもどこが出口かわからない息苦しさがつねにありました。たまに国道出るとほっとして。
三春ダム北側山塊では通行止め行き止まりになり迂回ルート示されても、目的地とは違う方向だったりするので地図とにらめっこ、そしてその道を行くとまた通行止めでという…。
次の峠越えたらいわきかというとこでの通行止めは、しょうがない49号で、遠回りすることになるし、入れた地図ならこの峠を越えたら楽にという目安があるわけですが先がわからない道を行くと、それがわからず、しょうがないし鬼が出るか蛇が出るかと賭けに行くしかないようです。
その国道がすこし登った後はやたらスピードが出るので(まっくらで先が良く見えない)メーターを見るとマイナス2から6の斜度で下っていました。あとはいわきまで一直線。案内をグーグルマップに切り替え、ホテルまで案内してもらいます。
回しすぎない程度に回して夕食時間までに間に合うかもという希望が湧いてきました。残り100キロからがほんと長かった。計算すると7時くらいになってしまうとこ、49国道出て下りメインだったおかげで6時ちょいすぎに暗闇の道からいきなり泉駅前のそこだけ明るいホテルに滑り込みました。
この後はなぜこんなとこを走っているのか悩みつつ、行っては通行止めを乗り越え
なんとか国道に出て…は書いた通りです。
12時間弱で220キロ走りました
ノロいと思ったけど、車だと5時間ちょっとくらいだったので、車の倍くらいとするとけっこう自転車ってすごいような。
自宅までは乗り継ぎなど時間かかるから仙台から自走して4時間で6000円。
ホテルの部屋から輪行袋抱えそのままホテルのスリッパのまま駅に歩いていき
最近の特急って新幹線並み、電源はあるし乗りごごちいいしトイレ立派だし
なによりヒックりしたのは乗る人がいるかどうかわかるんですね
そんなんなってるとは知りませんでした。 で空いていれば座っていいらしい。
後ろの人たち、修学旅行の中学生と引率教師で、いまどきあり得ないほどちっとかなり騒がしかった…。でも中学生にトイレ先にどうぞと譲ってもらったので、いい子たち。
そうして6時間自転車より速く着いたわけですが
自転車で行きはほぼ12時間なので、残り6時間の自分の時間を時給1000円で買ったことになるわけで。
自分の数日間のバイト代をふいにしたとみると、情けなく高いような気もするけど、1時間自転車をこぎ続けるという労働に対して時給1000円とすると安いような…。
疲れている自分。
おまけ。