毎日の日課となっているたまちゃんのおうちづくり。
作りたくて夜も寝られずというわけでもないのが救い。
朝、ぼくがおきるまで待って、ケージから出ると
一直線に別荘に向かうのはまあいいし、その後
自分の毛をむしるのも、いろいろほりほりして、あちこちからかき集めるのも
まあいいんだけれど、カーペットをむしろうとするのだけはやめて。
夢中になっているからと、ひとり(うさぎ一匹)おいて
別の部屋で自分のことをして、そして戻ると
どこ行ってたの、と寂しそうに立ち尽くしているので
まだぼくのことを忘れているわけではないんだと
信じたい気持ちのつながりがまだ。てっきり本能に負けたかと。
でも君が時々クッションを伸ばしたりする行為の意味が分かったよ。
無意識にしてしまうんだね。
集めている様子はまるでこどものおもちゃ箱か隠れ家つくり。
しばらく集中しては、はあ疲れたと耳を真っ赤にしてぼくの前にきては
くたんと脚をのばして横になるのでほんと、こどものよう。
いいよ止めはしない、好きなだけすればいいよ、見ているからね。