otsuchihillclimb.wordpress.com
おおつちに前日向かいましたが、三陸の高速石巻からは全部無料なんですねえ
なんで？と思うほど、なにか大きなちからが働いたんでしょうね。
いくつか項目立てて書いていこうと思います。
いろいろボリュームがあるので。
まず、レース。
結果から言うと表彰台なしですが念願の入賞を果たしました。
五月雨スタートなので全くの個人TT。
スタート位置についてもエキスパ含め
みんなスタートしないという…
そりゃあ、追われるより追ったほうがいいよね、
少しでも前の人と距離が縮まればスタートのタイム差で「勝ち」なのだから。
待機中たまたま横に並んだ人に話しかけられました。
ピンク色ワンピジャージの「オーバー50高齢者の会」の人。
この方、大阪からあちこちのレースに参戦していて
東北でも優勝ばかりなのでぼくでも知っています。
いい色のジャージですね、その色好き。ここで売っているんですか？
ぼくはおおつちのジャージを着ていました。
6年前かな、第一回のときに買ったのでいまでは少しだぼだぼ。
初めてのコースで下調べなのもしていないんてすが
何キロなんですか？
ぼきは下調べしていたので13Kで、右側につつじの鳥居があったらそこが
7キロで真ん中、そこまではきついけど、少し下りもあると情報提供。
しかし…あとで書きますがね、速いですわ…この方やっぱり。
ひとりではしってもつまらない、だれか速い人いないかなと
探していましたが、たぶん今日のメンバーの中であなたより速い人いないと思うとは
言えなかった、だって知らない人にブログ見てます、
言われたらいやじゃないですか。
しかし大阪から検査陰性結果提出して、よくこんな交通不便な田舎に
来るものだなと。
そういえば、前日横断歩道を歩いているのを見たんですが、
同じ会の人二人歩いているのに、歩調かぴったりで、1人に見えました。
自転車にずいぶん乗ってケイデンスやなにかが揃っているのでしょうね。
いずれにしても話しかけていただき光栄でした。
とは言えやはり、ひとと話すのは慣れていないので
からだ冷えるから先に行きますねと
宣言して、10人くらいが行った後にスタート。
走りはじめて思ったのは、パレードでからだあっためたけど
疲れがでてた…、もう少し休めば良かったと。
戻るわけにもいかないし、後の祭りだ、ここから早くもペースは
乱れ始めて、最初の緩やかな坂で300ワットオーバーで走っていました。
で、坂に入ると一気に240ワット220ワットに落ちるという…
走り方は決めていたのに、その走り方を忘れていました。
冷静さに欠け焦りのまま突っ走りました。
当然借金分の疲労はすぐ来て、緩やかになると
ペースダウンして休むという…してはいけないことを。
そんなときエキスパのひとり(002)に抜かれました。
エキスパに抜かれるというのは今まであったかな？
たぶんなかったはず、エキスパは先頭スタートなので
後ろスタートのぼくらなど抜かれるはずがないので。
後ろ姿を拝めるというのは貴重な体験でした。
ついていけない速度なので参考にもならないけれど。
もうひとりすぐエキスパくるかなと思ったけれど
来ずに、その後、しばらくしてけれど
コースの半分にまでも行かない時に後ろからなにやりすごい風切音がして
振り向くとさっきのピンクジャージの方がきました、
ポジションがずいぶん低い。
で、あれ？列車だ、後ろにジェームズさんと、さらに
もうひとりのエキスパ001さん、さらに30才代のかたがつきいち。
ぼくはつづらカーブのアウト側を行くところ
イン側をぐいぐい引いています、速度差10K近くあるんじゃ…。
なんて光景だ、こんなすごいの初めて見ました。
抜かれたのに感動しました。
そのあとは、自分はパワーダウン。
向かい風にもめげるし下りでも慣れてない自転車なのでそんなに踏めず
カーブではブレーキ…。
6年前は、クロモリでまだ普通の靴にツウクリップで参戦したので
どう転んでもその時より機材はいいものなので、タイムはいいはずなのですが
この時ばかりはもしかして6年前より遅いかもと思ったりしました。
いちおうタイムスケジュールのようなものを書いていたので
適当な距離でタイムをみると幸い目標タイムより2分ほど遅いだけでした。
目標より遅いのにほっとしたりして、なんてもアレです。
コースはもうよくわかりません、ワット表示だけみて
220ワットを下回らないようにがんばりますが
それでもときおり下回ります。
最後緩やかになって、少しがんばり左折して最後の登り
昨日チェックしたゴールが見えて、スパート。
手元のタイムでは53分は切っていたので自己最高更新で
それは嬉しかったのですが、不完全燃焼というか
なんというか、歯がゆい感じでした、
自分の走り方を出来なかったという、悔しさ。
十分がんばったにはがんばったのですが。
結果にしても人数が少なくてちょっとなんだかな。
123人しかいないというのは赤字？今後厳しいかなあ。コロナと言うことで
表彰式もなくふるまいもなく、帰りの途中解散で駐車場直帰、
なんだかストラバでもよくね？みたいな印象はぬぐえなくもない…。
それとね、ぼくの着ていたおおつちジャージ、着ている人が
誰もおらず、なんとニューバージョンの大槌町長とおそろという…
そのせいで顔があったとき思わずふたりでおはようございますと
挨拶しあうというハプニング。
最初このひといろいろあったけどまだ町長？と思いつ、
着ているから町長なんだよなあ、と思いいなおし
走るんでよね、パレードですか？上まで行くんですか？
みなさんすごいですね、うえまで行くなんて。
いやあ、こちらこそ機会をありがとうございます、
とお礼言っておきました。
で、このコロナの中で批判覚悟で開催していただいたことはとてもありがたいのです
道路に出て手を振ってくださる方々のなんて多かったこと、
嬉しかったですね。
お土産のはちみつは嬉しい、とても。でも最後にひとつ注文言わせてほしい。
このおおつちと関係無いように見える愛知や中国産の駄菓子いらなくないですか？
よほど地元の「大福」(後述します)を入れていただいたほうがうれしいし
復興の手助けになります。
なんにせよ来年に向けての目標が出来ました。
去年は八幡平が唯一、今年はこれが最初で最後のレースになるかもしれません。
八幡平でも後でコロナが広がらなかったように
おおつちも開催したことでなにもないことを願います、
そして来年もぜひ開催お願いします。
