一週間オリンピックの女子ロードレースのことで頭がいっぱいでした。
そんなことがありうるんだというあまりに衝撃
アナさんが頭がいいというより、団体の中で生きてこれなかったのではないでしょうか。
そんなことで自分の持ち分は自分で決めるしかないと最初から逃げで・
数人引き連れないと最後までいけないから付いてくるのを確認して、利用、して
そして最後にふりきってスパート、なんか御堂筋君みたいというか。
それはさておき、走る姿も美しくてね、自分も頑張りたいと
たまたまバイトが事前に休みだったこともあり男子ロードレースの距離
獲得標高で引き直し、前から行きたかった福島茨城県境の八溝山へ
行くことにしました、どうせなら宿泊で安いとこに。
(ずっといばらぎ県だと思っていたし、やみぞ山の読み方を知りませんでした)
大滝旅館、残念ながら温泉ではないけれどひとりで安く泊まれる旅館って
貴重なんですよ。
行ってみたら山の中で、静かできれいで立派で、なかなかない丁寧さで
いいとこでした、あとすごく安くて二食付き税込6300円。
走ってないのに夕食ごはん二杯お替り、朝はこれから走るけど二杯食べて
グリコーゲンは満タンでした。
今思うとこれが良かったのかも。
翌朝、5時起き。なので速く20時に床に就いたのだけど
いつも1時ころ寝る身としては、寝れないんですなこれが。
うだうだと、寝た感じがしないまま4起床。
車で1時間ほどかけて、1日300円で借りた駐車場へ向かいます。
いわきのはずれ。
昨日自分が死ぬ夢を見たことと、かなりのがんばりと辛抱を強いられるライドという
ことがあったので、無事に帰ってこられるか、生きて帰ってこられるかという
不安がかなりありました。
234K獲得4800mというライド、それとあぶくま山系特有のしんどさと、
いきなり通行止めう回路ナシ標識の恐怖。
とりあえず、事前にできることはやってルートも引きました、スマホ電池も満タン、
ボトルも麦茶2本、小銭も持った、輪行袋もオッケー、保険証も。
けれど、おいおい書きますが、それでもトラブルはありましたし
危なかったことも確かです。
昨日見かけたコンビニで今日の分のパンなどは買っていたので
最初のコンビニはスルー。
そして花園渓谷へ。今日の目的地は八溝山で、そこがほぼ半分。
ぼくはロングではいつも半分まではかなり出力を抑えるようにしています。
けれど、それでもそんなことを行っていられない状況がやってきました。
アブ対策もやっていたので木陰の川沿いもばっちり、ちょっとやってきては
逃げていくアブが痛快でした、ミント水との併用。
ここまで18キロ、1時間かかっていました。
なんだこの平均速度、その後上がるのか?と思ったけれど
結果的に、これが最後まで変わりませんでした。
登りが急なら下りも急でスピード出せず。
2本持った水がなくなってきた、どうしようこれからどんどん山の中に…
と思ったところに、
いやー赤い自販機がサンタクロースに見えましたよ。
その後すぐ花園渓谷。ここまでは22℃と涼しいし木陰で沢沿い心地いいのでしたが…
そしてその後、日差し直下18パーセントの坂の連続汗が吹き出し、
滝のようなしずくが顔全体から流れ落ちるのでした。
三国峠知らないけど、三国以上では?
増田選手が体調も悪くきつくて230ワットしか出なかったと言っていたので
じゃあそのきつさを体現してみようかと230ワットで登ろうとしたけれど
150ワットくらいしか出ませんでした…。
まだ4分の一も走っていない、ここで使い果たすわけにはいかないので自重したということにしておきますが。
坂ってきつすぎるとワットが出ないみたい。
そして頻繁にガーミンが一時停止します。なんで?と思ったら
GPSのみの運用で自動停止速度設定が5キロほどになっていたことで、
速度が遅いので停止してしまったということのよう
停止していないのにデータ上停止した時間が長くなるのはどうもおもしろくないから
帰宅したら無効にしようっと。
どうしよう水またなくなってきたと思ったのと同時に
ケータイの県外で地図がよく見えないんです。
いまいる場所はわかるけれど地図が大きなデジタルモザイクみたいに。
ようやく登り切りそして下って、ちいさな町に出ました。
なんか幸せな気がする瞬間。
コンビニがありました。まよわずin。
オニヤンマブームらしい。
ぼくもオニヤンマをヘルメットとハンドルに着けていました。
コンビニでは、伊藤園の麦茶2本、1本は背中にさしてひんやりを楽しみ
(ほんとは冷凍がいいんだけど)1本は保冷バッグにいれてフレームに差します。
軽くていいですよ、重くていいとかプチライドの時はサーモス水筒が冷たくていいんですが。
あと梅干しおにぎりとか、バナナ食べて少し菓子パン仕入れてバッグに詰めました。
しばらく久しぶりに車と仲よく走っていたら、簗場のようなものがあったり
あゆつりの人が川にいて、そして矢祭の小さな駅前にはアユやさんが店先で
焼いて並べて売っていました。
立ち食いアユもいいなあと思ったけれど、今日は自分のなかでオリンピックなので
とてもそんな余裕なく、食べるときはちゃんと食べたいということでスルー。
惜しかった…。
続く