うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

先週のやり直しライド

先週タイヤのサイドが切れてチューブがはみ出しバースト

応急修理も適当過ぎて、1時間走った後さらに空気入れたら

バースト。さらに応急修理もタイヤがはまらずはみ出たチューブがバースト。

ということでこれ以上はやめとこう、走っているときにバーストしたらと不安になり

スマホで保険会社にレスキュー依頼しピックアップ、駅まで送っていただいた

その場所まで行ってきました。ただ自宅からだと距離がありすぎて無理なので

考えた結果、温泉(ライド後の熱い温泉がいつしか悲願)に入れるといいなあ、

遅くまでやっていて、車も止められる場所はないかと探し飯坂温泉になりました。

飯坂と自宅往復はなんどかやっているし。

 

23時まで日帰りやっている旅館がちょうどタイムズの駐車場所だったのでぴったり。

220k、朝寝坊してもさすがに22時までに帰れないということはなかろう、自分。

朝たまちゃんと遊ぶのはそこそこに、強めにマッサージ10分ほどで切り上げ

出発しました。5時半。飯坂温泉には7時前について、着替えて支度。

さて空気をいれようと、したら前輪がなかなか入りません、なんでだ?

と2.3回抜き差ししていたら、バルブがすぽっと抜けて空気入れのほうにはまりました。

えーそんなあ、今度は前輪かあ?またリタイアという文字がうかびました。

そういえば、これ抜けたときように回すキャップをはめておいたんだけど

ない!?こないだ置いてきちゃったかなあ。

他のチューブからバルブを抜いてはめればいいんだろうけど、それなら廃チューブ

どうしたかなあ

帰宅したら生ごみ袋から拾い上げる算段をしていました。

いまはどうしようもないからぐりぐり空気入れから引っ張って引っ張って

ようやく抜けてはめなおしオッケー7時40分くらいに出発。

 

まだ薄暗く、湯煙上がる温泉街を自転車でスタートしてのんびり走るというのは

なんだか妙な気分です、泊まってもいないのになんで自分はこの時間ここにいる?

写真撮ろうかと思ったけれど、まあ記憶の中にあればいいかと後で書きますが

そのままスルーしました。そういった場所は今までもこの後もいくつもありました。

でも感じたことは忘れるるからこうしてブログを。

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本日のエンターテイメント

とりあえず目指すのは、石川町のファミリーマート

走ったことない道をつないでルートをひきました、ただそこに行ける道をと。

本番は走り損ねた復路のルートなのでなるべく足を使わないようゆっくりです。

最近ゆっくりばかりで…。

あー知ってるここ、ここに出るのかあというところが今日もいくつか。

阿武隈山地の道って縦横無尽に交差していてまるで迷路みたいです。

以前通行止めになんどかあったとき、回避はできるのですが

その後どこ走っているのかわからなくて半分迷子です、アプリがなかったら

ちょっと走れなさそう。

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穏やかな阿武隈川



補給場所も限られるので、バームクーヘンとカステラを持っていきました。

100円の安いカステラはのどに詰まってだめだなあ。

途中小浜という町を通りました、水神様に稲穂が備えてありいいなあと。

このあたりに限りませんが、あちこちの小さな丘に鳥居が見られます。

山を越えたら、そこに小さな集落がかならずあって。

 

今日もたくさん上って下って、そしてだんだん足がへたってきました。

そこにどーんと600メーターの峠なのか、以前嫌だと思ったところを回避したら

やっぱりこっちも峠越え。斜度は12パーセントがぐいぐいと。

ぼくはよたよたと登ります、紅葉も気持ちいいな、これまで結構車通りある道を今日

走ってきたけどここは誰も来ないな、いいなあ、と苦しいのに深呼吸して満喫。

どんどん見晴らしがよくなり、光が水平に広がってきたらようやく峠越えでした。

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先週ここで2時間過ごしました。



さーっと下って、ファミマ到着。

ドアを開けて行くとき店員さんの「またおいでください」の声が耳に入り

いつもならなんてことないのに今日は複雑な気持ち、もう来たくはないぞ。

まさかこの後なにもありませんように。食材仕入れそう願いながら再スタートです。

すでになんだか足に来ていて、えーたった120kで?なんてこった。

あと100k走れるのかしら、といつになく悲観的。

4号をつっきり、須賀川越えてセブンイレブン。ここでもう頭がぼうっとしてきていて

食欲もなくなってきていて、あと何キロかなあとそればかり気にしていました。

あとこれから登る800メーターの土湯レストハウス

即効元気を半分入れて、あとアリナミンA、猪苗代東側の道で岳温泉に向かいます。

ここが長かったこと。だんだん暗くなって、本格的に暗くなって、真っ暗になって。

暗いと進んだ感がないのでどうも疲れるんですよね。

でもチャージを入れたのとそんなにアップダウンがなかったので

脚は少しずつ回復してきていたみたいです。ゆっくりだったせいもあるけれど。

 

やがてバイパスみたいな道が狭くなり、住宅街のなか左右に。

迷ってないのに迷っているみたいな気になり、どこ走っているの、教えてグーグル?

と聞くと大玉村だとか。ああ、じゃあ岳温泉まではこの道をただまっすぐなんだな。

そうとなれば覚悟はできました。あと500メーター登るだけ。

幸い急坂ではなく緩やかに4パーセント程度の登りがずっと続きます。

脚がやすまります。さっきダウンベストを着ましたが、汗もかいていないので

ジッパーを下げていました。気温は6度ほど。

ただ、寒さで膝がここまで痛んでいました。何年かまえ2月の向かい風の中頑張って

走ったら膝が冷えて傷みが出て、それからしばらく傷みが消えなかったので注意です。

今回は往路向かい風、復路向かい風、ときどき横風といういやなパターンだったので

気をつけながら強度上げないように(あげられないけど)走っていました。

 

だんだんアリナミンが効いてきたのか、脚が回るようになってきました。

コンビニによって、食べたいものがなかったけどポテトサンドと紅茶花伝

補給明日後、しばらくして峠到着。

ほっとしました、そして下り。えーあと10キロほどで飯坂温泉なの?

という疑念もありましたが結果から言うと近かった。

途中トンネルは自転車通行禁止のため迂回したら、真っ暗で荒れていて

動物がでそうで怖かった。なにかあっても絶対翌朝まで見つからない自信ありました。

その後はなぜか復活、というかここで足残してもしょうがないので下りだし回す回す。

やっと平均時速を20キロ台に戻せて、飯坂温泉まであっという間。

20時半くらいかな、予定より遅れてしまったけれど

目的の温泉には無事入りました。

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走っている時、こんな夢をみていました。



伊勢屋旅館、この時間は入浴料1000円とのことで素泊まりは5500円とか。

古い建物でしたが、下足番のおじいちゃんがいたり昔の熱海みたいで楽しかった。

日帰りなのに露天風呂の入り口まで案内してくれたのには驚きました。

なんて丁寧、初めてでしたね、そういうの。

そしてお湯は単純温泉ですが、あ゛ーぎもぢいい。でした。

熱かったけど、離れたところに行くとちょうど良くて。

満喫していたら、若者がぞろぞろはいってきて、いつもちんちんかゆいんだよなあとか

いう内輪話がうるさかったしまあ温まったので、でました。

そして近くの居酒屋に歩いて。ここのギョーザがおいしいんだ、と2000円持って

いそいそ小走りででかけたら途中に二人乗りの自転車が置いてありちょうど

おじいちゃんとおばあちゃんがラーメン屋さんから出てきた乗るとこでした。

へー仲いいな、でもけっこう重たいし曲がらないし乗りにくいって聞いたけど

大丈夫なのかな?と思ったら、前後無灯火で道の真ん中を結構なスピード

で走っていきました。車が来たら左によって止まってた。大丈夫かなあ。

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おいおい



で肝心のギョーザ屋さん。材料なくなり売切れ。

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お風呂の前にジャージで餃子はないだろうと後にしたが

しょぼんとしてしょうがないから有名店の照井に。

こちらもぼくが最後のお客であとからのかたは売切れたと断られていました。

22個の一人前を頼んだのですが、まえとおんなじ?

少し揚げが強くてぱりぱりで、具が少ない。

ちょっと食べきれなくて念願ではあったけど半分残してお持ち帰りにしました。

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以前はもう少しやわらかくジューシーだった気がするけど

執念とかリベンジとかではなく、し残したことを拾い上げに行ったというだけ。

行きたい道を自分の足で走っておきたいんです、いつまで走れるかわからないから。

旅以外もう200K以上走ることも減るかなあ。旅にしたって200キロがちょうどいいし。

練習なら100Kで十分だと思うようになってきました。

 

写真も今後減っていくと思います。ブログ書いていなかったらスマホですら

写真も撮ることないかもしれないと思う、残すことの意味のなさを感じています。

カメラは好きでいくつか銘玉と言われるレンズももってはいますが、取る意味が…

それに。撮ってだししか脳のない自分であとであれこれやるのはインチキぽくて、

化粧みたいなものはやる気になれないしきりがない。若い人は抵抗がないようですが。