うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

佐野から白河へサイクリング(2日目)

テレビも騒がしいばかりで、20時に気が付くと寝ていたみたい。

目が覚めたのは2時ころでした。おなかが減ってきていたのですが、お楽しみの

朝食で満腹にしたいため我慢、温かい水を飲みます。

二度寝となるのですが、この明け方の二度寝のときって心地よく夢を見たりして

眠りに落ちますよね、5時に起きだして食事後すぐ出られるように

自転車の支度。空気入れよう、しゅっしゅ。あれ?ボンベからエアが漏れる、

入れる前より減っていく…ま、まずい。手て抑えたりして。結局延長ホースの根元から

だったので、直接ねじ込み手が疲れるまでポンピング。

フロントタイヤと同じくらい固さになったところでやめました。

もちろんフロントタイヤもラテックスなので減っているわけですが、

自らのトラブルは引き起こしたくはないので。

 

さて6時半からという朝食、自転車もエレベーターで下さないといけないしと、

部屋着をジャージの上に着て、早めに自転車とロビーにおりました。

朝食はもう準備オッケーとのことで早目にひとりバイキングスタート。

どれも手作りのものっぽくて、ただソーセージやたまご焼きとかいうのとは違い

たくさんの野菜もあってありがたい(サラダはキライ)

2.3種類、味が重ならないものは一緒にしたのもあります、おいしかった。

 

しらす盛り放題はうれしかったな。

引いていた最初のポイントは、南下して渡良瀬遊水地

あまり距離を伸ばしたくなかったので、北側をちょっとかすっただけですが

それでも素晴らしさが伝わりました。

広くて広くてだれも居ないのね。

飛行機もあって、あとで調べるとスカイダイビングクラブのようでした。

土曜の朝、ランナーとか自転車がだれも居ないというのは異次元。

ただ、鳥のさえずり

しばらくはまるでサイクリングコースのようにゆったり走り、あとはまた自動車と

走ります、でも土曜のせいか静かで、昨日のようなトラックの喧騒はありません。

ああ休日っていいな。

つぎの目的地はセコマ、そしてりんりんロードの昨日の続きのようです。

なにしろ自分で作ったのが去年の秋でその後雪や凍結や体調やで

3回延期、コースを覚えていなかったので新鮮なのです。

 

また戻ってきたよセコマとりんりんロード。

ところがまったくおなかがへっていません。こまったな買うものないなと思いながら

おいしそうだった林檎スパークリングとミルクコーヒー。

お客さん社会的弱者のひとが多い気がしました。面倒見てくれるからってことかな。

食べ過ぎに加えさらにおなかに入れた。

ここまで40キロ、二時間ほどでは全く減っていなかったので苦心して流し込みました。

が、空気の減りは気になります。たぶん6barくらいしかないんじゃないかな。

りんりんロードに空気入れがありました、見てみるとママチャリ用方式で、無理。

いいね。

いいよ

このくねくねは、電車だと何の意味が?

道路と歩道とちゃんと別にりんりんロード

すごくいい木陰

桜の並木があったり、アジサイや雑草の花も。花の街道つくったら結構

レンタル自転車乗りにここに来るんじゃないかな。花見山みたいに。

それにして、いい道とよくない道混在して引いてしまったみたいで

もしもう一度ルート引くなら、変えたいところもあるななんて思いながら

また適当に引いた道へ向かいました。

筑波山というのが自転車乗りさんたちのキーワードに出てくるのでどんなところか

一度登ってみたいなと思い引いたコース。

坂の入口に「ひるくらいむ」というレストラン

入口に自転車のルートという標識があったり

ロードバイクで走る皆さんへマナー向上の啓蒙看板が立っていました。

もしかするとここで、あたりかもと思いながら登っていくといきなり急坂、

平地好きじゃないんだよ、でも坂も好きじゃないんだよなどと

口をついてでてしまう。

自転車で下ってくる人とすれ違います。みんな軽装。

これは自転車向けなのかな?

いい感じ、金山峠のような薄暗い木々の中を回りながら登っていきます。

さっきまでの明るい華やかな平地と異なった裏庭のようで楽しい。

抑え目で登ります、今日は久しぶりに筋肉痛で、身体が重くあまり頑張れません。

それでも軽めの時間では到着しました。

いい感じでしょう

不動峠というみたい。バイパスのような道が通っていましたが

そっちに行くのはよして、そのまま旧道のようなところを下りました。

こっちのほうが急だ、曲がるとまたすぐカーブでずっとブレーキ握りっぱなしでした。

下りながら考えていましたが、こどものとき筑波山に電車できたことがあるので

たぶんりんりんロードの電車に乗ったことあるんじゃないかなと。

まだ上に登る道はあるみたいですが、今日は疲れているのでパス。

そのあと交通量のさほど多くない国道を通りました。

RWGPSで作っているとき気が付かなかったし帰路でも気が付かなかったのですが

ストラバのヒートマップ(自分の走った道)で見ると帰路に往路と同じ道を

一部走っていました。まったく気が付かず、逆にそれもあとでは面白いものです。

最後のセコマ、このあとコンビニによることがありませんでした。



そのあと茂木手前の凍峠というらしいけれど、曲がった黄色いなみなみラインが

高いとこまで曲がりながらつながっていて

Google マップ


スターウオーズではないけれど、いやな予感…というフレーズが浮かびました。

まるでがらがら蛇みたいな道。

はたして、というとやはり最低8パーセント限りなく10%がずっと続く

いやな峠でした、短かったのが救い。

距離的に近いせいか八溝山を思い出してしまった。けれど抜けると

なだらかにまっすぐな下り。あーいい感じ。でもすぐ雨模様に。

レーダーだと、すぐ通過するみたいだっので大きな木の下で雨宿りを

することにしました。そんなに急ぐこともない。

あまどりや

ぼうっとしているのもなんなので、なにか食べようかと口にできるものを探しました。

はちみつがあったので、それを吸うとなにかはちみつじゃない味がしました。

そのまま嚥下したものの、その場でネットで調べるとやはりあまりよくないみたいで

考えてみると先日のブルべのときも少し口にしたような…。

走り出しても気になり、もういっそあとで吐くなら、先に吐いちゃえ。

と止まって、吐こうとしたら、すぐに吐けちゃって。

このあともなにか唾が喉に絡んだり、鼻が詰まったりして

息が苦しくなったくる症状がでてきたので、極力口呼吸はしないように努めました。

ということは、心拍を100以上にしないように踏まない、回さない走り方を心がけて。

 

国道294号、でも国道なのに交通量はしずかで路側も広く走りやすいものでした。

このあと沿って山沿いを走るようにしていましたがこのまま国道でもいいなと

思い始めていたら道の駅茂木につきました、

このあとコンビニがあまりないようだったので

ここでなにか食べようかと、時間はもう14時半になっていました。

ソフトクリーム屋さんに行列作っていますがまったくもって今日は惹かれません

甘いもの自体食べたくないというか、なんか普通の塩気のあるもの食べたくて。

うどんがいいなできれば煮込みうどんと思ったら、なんとざるうどんしかない。

でもあまり考えたくなくてそれでいいや、ととりあえずオーダー。

10分待ってください、いまから茹でますというのでじゃあ柔らかめでお願いして。

固かった。

濃くて甘いつゆはまあ食べられたので薄めながら、飲みました。

うどんは硬くてほとんど食べられず肉だけ食べました。好みの問題ではなく物理的に。

あとこれセルフなのかなどうしたらいいのかな申し訳ないなと考えていたら

サラリーマン風の人が入り口でぼくを見てスマホをみて、会釈をします。

こんにちは。はいこんにちは。(なにか?)100人目のお客さんですとか、残すなとか

そういうことかなと思ったら、もしかして何々さん?とぼくの下の名前を呼びます。

?一瞬なんだか理解できず、えっ最近のスマホってぼくの居場所がわかるの?と

思ったり、新手の詐欺?とか思ったり、返事に躊躇したら名字のほうも言います。

ストラバで使っている名前でした、ちょっと安心してはいそうですというと

フォローさせてもらっているなになにです、という、それもまた!びっくりなんですが

なんで仙台ではなく、ここで?、自転車を見てわかったとか

そして実家がこっちなんだとか。

ひとしきりお話しさせてもらって、不思議な気持ちになっていました。

あったこともない人が、自転車を見つけて探して会いに来てくれて、

知らないとこでも見てるひとはいるもんなんだなと、そのあと文字通り力が

湧いてきていました。

立ち上がって走り出してずっとこのあとたらたらながらも、なんとか頑張れました。

ありがたかったですね。びっくりしましたけど。

やがて、長距離だといつもそうなのですが、体を意識しながら脚は

無意識で移動していました。不思議な感覚のゾーンに入ってきていました。

 

国道、角にアユの文字の魚屋、あーここ知ってる何回か車で通りました。

食べたいなあ、とあと見たけれどひとくし1250円と書いてあって

何匹かわからないけど、たぶん冷めているし、あのときこの近くの

あそこで食べた意外すぎるアユの味には及ばないだろうと

酸っぱいブドウのキツネ気分で通り過ぎました。

いつかここに来たい、また食べたいけど、あのときのあれは

奇跡の味だったかもしれないな。

(いま調べると5匹みたい、それとまだ解禁前なので養殖だろうね)

とコンビニが茶色い看板。

太田原ってなんかの景観条例があるんでしょうかね。

那須などわかるんですけれど。

川に鳥居というのは初めて見たのでつい止まって。

考えてみると、14時半道の駅で食べた降コンビニには全部スルーしてました。

食べたいものがないというか。

甘いものいらない、飲み物、麦茶は自販機で買ったし、あととくに…。

あと40キロ

あと30キロ、だんだん気持ち悪くなる気を付けろ距離。

 

さいごの白河の上りを前に気持ち悪くなる予防に

まずくて吐きそうになったけど、キャベジンをお守りに飲み下しました。

しばらくしていくらか落ち着いたような。

いよいよ佳境さいごの登り、越すに越されぬ白河の関とはよく言ったもので

東北から南下するとここに向かってなだらかな登り坂だし

北上してもまたそれは同じ、ちよっとした高台になっている。

でも登ったらあとは下って終わりだという希望がぼくを支えていました。

パワー出せない、心拍あげられない、吐き気もある、痰も絡む、ただ辛抱。

いい田舎のきれいな風景が続きだんだん、川に沿って昔の街道沿いに

自転車が登る速度で山の方に分け入っていく、こういう感じは情緒があって

好きですね、しかも夕方日が暮れていく静かな時間、ゴールは峠を越えたらすぐ。

安心感に包まれていました。

温泉入るぞ、たまちゃん待ってて。

 

Google マップ

白河の関のとうげに向かう途中見覚えがある自販機が。

八溝の時に数時間ぶりに発見した自販機に似てる、命救われたあれに似てるな…。

でも、こんなに坂だったかなあこんなに海から白河近く九まで来てなかったし

と思いながらあとでヒートマップみたら、まさしくあのときこの道通ってました。

白河への道とは考えもしなかったし、ここから海までって

よくやれたなあ自分。

 

白河の峠の神社

ブルべのフォトチェックみたいなシーン

白河の関って有名で、てっきりぼくは峠にあるのかと思っていました。

なんにもない平地にあるんですね、回避しようとしたらいくらでもできるのが

意外で、通らないと証明がもらえないみたいな仕組みだったんでしょうかね。

 

完全に暗くなる前にゴール。お疲れ自分。

いやーほんと今回は、今考えてもいろいろありましたが、たのしかった。

渡良瀬橋も行きたかったけれど、ちよっと距離が遠かったのが残念。

もう少し足があればだけど、いつか行けるといいな、

もう一回あのりんりんロードに行きたいし。

真壁の町もうろうろしてみたい。

着物も一日レンタルもできるんですって、なんかうらやましい。

江戸初[えどはつ](着物・浴衣・和小物など) | 桜川市観光協会公式ホームページ

 

えっ今年の夏にカンデオ宇都宮ができるんですか。

 

ぬるぬるする柔らかいお湯で癒しました。

ただいま、たまちゃん。いつもより撫でています。