うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

磐梯吾妻 二回目

今日ヒルクライムのレースでした。
日々の疲労や怪我、筋膜足底炎や落車や車の事故でろくに走れずにいました。

これはもう惨敗かなと思っていました。
練習なんてできずじまい、自転車じたい佐野以降試走で走った一度きり
レース用のタイムもぶっつけ本番の一度だけ。
去年上でお金をもたず七月とはいえ寒い中、待機した後悔から
今年はゴール地点の浄土平に車を止めました。
タイムに乗ると、ど新品タイヤがごみを拾う拾う。
思わず降りてタイヤを手でぬぐうこと数度。
ステムサイズもすこし小さく短く感じて、前乗りのせいもあめけれど上半身が窮屈、
120くらいにしようか…。

なんて考えながらスタート地点に下り始めたら
ものすごい西風、下りなのに回さないと進まない、さらにスピードも出ない。
向きによっては斜めになって…、ひどいな…。

山影に入ると風もやみました。
前輪だけR/airブチルでリアは
ヴァンダステインのラテックスなので極力フロントのみブレーキで下ります。
特にいままでカーボンにラテックスで下っても問題なかったけれど
真夏で長距離、前走者いる矢島と月山にむけ直しました。
やっぱ少し硬くなったみたいな感じ。

コースは、下の1000メーター表示まではまあそんなに斜度はない、
そこからぐぐっとなんども折り返して、急上がっていく
つばくろだにを越えると長い直線で、斜度はないけどパワーがなぜか落ちる
そこからさらにいちばん急な折り返しの坂が3つくらいつづいて。そのあとはいきなり緩やか
そして下り、そのあとは絶景でスピード感が狂う。
ゆるやかに上り、最後踏ん張って、斜度が緩んだら西に向けスパート。


さて、なんの緊張も思いいれもないまま、スタート地点に向かいます。
なんだろこのあきらめ感。
前日チェックしていた、去年最後まで一緒だったけど抜けずにいた野〇さんの
背番号発見、どんなひと?脚がムキムキ黒く日焼け…
無理だあ、こんなひととは。
でその横にAさんの背番号。
この人、5年くらい前いまの〇〇歳代は大したひといない、俺らとは年期が違う、

該当年代背番号つけたぼくが前にいるのに、大きな声で話していて、でも確かにぼくはその人より遅く
途中で早々に抜かれましたし。
その時からいつか…とい野望を抱いていました、でもあまり同じレースに出ることはなくて。
今回は、でも今回はぼくは冷めていて最初から勝負する気ありませんでした。
そそそそっとスタート位置に移動時後ろに下がります。去年は前に出たけれど…。

ぼくの年代は女子と一緒のスタート。
あとでリザルト見ると、さすがだなあさすがわかってる主催のリンク東北。
女子とほぼ一緒のタイムなんですよ、速い女子は単独で競うことないことが多いと思うのですが
今回は、女子に抜かれ、そして途中図らずも女子と競ってしまったので。

話戻して、スタートです。
ゆるゆるっと出ます、久しぶりのタイムりクリート位置なのでクロモリはブラインドキャッチですが
微妙にポジションが違うので感覚がわからず、クリートがなかなかキャッチできず、恥ずかしかった。

でもまあ、最初ふっと気が付くとやっぱ300w超えるときもあって、いやいやだめだめ
今日は持たないと自制、六人くらいまとまって先行していく集団のケつにつきそうになったけれど
離れて、パワーメーターだけ見てそのあとは淡々と、230w程度で。
体重も去年より2キロおおい60kだし無理ができるはずがないんです。
クロモリのftpは200w、タイムは軽量だし、50分くらいなのでそれより多くてもと
導き出した数字です。
もうほんとやる気ないので、パワーだけみて走りました。
そうするとスピードとか、他人とか道の先とか斜度とか、もういろんなことは
どうでもよくなるんで面白いですね。次々現れる対象の道に対しパワーが減ったら加速して
パワーが出しすぎるなら減らして、がんばるときは頑張って、と対処するだけ。

15分くらい走ったらだんだんきつくなってきて帰りたくなりました。
20分走ったら足裏がじんじんしてきました。
30分走ったら、だんだん疲労が落ち着き回せるようになってきました。
Aさんがちぎれて落ちてきていました、それと気がつかず抜いたら
また抜き返してきました。

抜かれた少年にも追いついて追い抜いたあとよく考えたら
少年は後ろにいるはずがないので女子のようでした。
どうも自転車が大きくて体が小さいのでそう見えたのでした。
それと、きゅーきゅー変速の音が独特の無音で電動メカのようだったので
そんなの少年が買えるわけないなと。
でもずっとついてくるみたいで、平地になったのでダンシング加速でスピード乗せて
行ってもやはりついてくる、途中振り向いて抜いていいよ、あなたは若いんだからこの先頑張れるはず
と言おうかとなんど思ったことか、でも言わなくてよかった。
あとでリザルト見るとかつらおのときに少し話したトライアスロンとかやっている
おば…おねいさんでした。

しかも絶景に出た地点でなんだかするするっと抜かれて、まわりのひとと集団になり風の中向かっていくときに
あれれ?、いきなりぼくひとりだけちぎれてしまって、
追いつくく意欲もなかったのが今日の反省点。
なんでだよ頑張りどころだろと思う自分と、いやいずれ追いつく、という根拠のない
自分そのふたりに意見をぶつけることもない傍観者な自分もいて。

そして西風が暴風を越えてときおり爆風で吹く地点にくると、前のほうでAさんが
歩いています、?風苦手ですか?と思いながらも
斜めになって反対車線まで向かいながら走らないと吹っ飛ばされます、これ、ふつうに
車いたら死ぬなと思ったりしました。

ここでまただれか女子に抜かれそうになったけど、キープでふんばりさいごの坂に。
超向かい風と、超追い風を二回繰り返したら、あともう一回繰り返すのか
よくわからなくなり、ゴールが近いのにスパートしていませんでした。
下ハンドルをもつ脇の下から、ちょっと後ろを除くと
だれかが、走ってきていました。
んーもうなんでもいいけど、ここで頑張らなきゃだめだと、最後の数十メーターだけど
スパート、300w程度しか出ませんでしたが、かろうじて追走者を振り切り
ほぼ同時ゴールで相手を見ると、同年代のAさんでした。

危なかった…背中から刺そうとしていたんだ…。
ぼくはそんなに息も切らしていなかったけれど、Aさんはぜーぜー言っていました
お疲れさまでした、と
横に並んだ時声をかけると、落車しちゃってよお、なんだよあの風よお
と文句言っていました。
なんか、すごい執念だし勝ったけど負けた気分。
彼が落車していなければ、先行する彼に追いつく意欲がなかったので…。

なんだろうな、練習してきたという自信があればそういうとき自分に力や
エネルギーとしてフィードバックさせてくるんですよ、でも
練習していないと、無理だろうなというがんばれる根拠のなさが頭をもたげてしまうんですね。

練習しなくちゃだめだ、と思ったものです、それに順位書いちゃうと6位だったんですが
あんまりうれしくないですね。
練習して勝ち取ったわけではなく、なんにもしないで普通に頑張っただけなので。
練習しなくちゃだめだと思った瞬間でした。

Aさんも、年齢的には自分より5歳?くらい年上なのでぼろぼろになってきているはず、
途中とても息を切らしてきつそうでしたから。

景色もそんなに感動するものもなくなっちゃったので写真撮ってないです。
今の自分にとって大事なのは、コースプロフィールと食べたものや
摂取して調子よかったサプリとかを来年のために記録することかな。
来年頑張れるように。

帰路、サイクリングバスは希望者が自転車と一緒に乗っています。

でも、クロモリの重たいので頑張ると足痛めるけど、タイムでがんばっても足痛くないね。

あと速い人ってたくさん食べてたくさん運動してカロリー消費するみたいね
ぼくは逆で少ししか食べず、運動も週に一日か二日くらいなので、速くなるには
やはり毎日ローラーとかしないね…。
体力というより体質のサイクルなんだと思う。

しかしたのしかった、あの絶景を6500円でルート貸切って走れるわけなんだから。
おみやげつきで。

おみやげってこういうの 溶岩蜜芋どらやき

前日夜食べたもの、牛肉と牛丼 当日 おにぎりとおかずとバナナ。

前日までのサプリ、コエンザイムQ10 ビタミンC、亜鉛マグネシウム

当日のサプリ、アスパラギン酸アミノバイタルアリナミンEX、リンゴジュース

ルチンもいいみたいなので今後試しに。