うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

二口峠天童高原

今日も二口峠。

ゆっくり走り出してすぐにわかる、調子がいい。

昨日とは大違い、いったいなんで?

特に変わったこともしていないのに。

タンパク質たっぷりとって、酒飲んでたっぷり寝たくらい?

もうこれだってトトロの木と呼んだっていいんじゃない?

でもレースではないに無理するとまた痛めてしまうので

踏み込まず回さずに、少しだけパワーあげた程度で。

二口林道、気持ちいいな、雨上がり、木々が輝く

葉の隙間からこぼれる光がキラキラ。

川の音もなんだか澄んでる。車も少ない。

 

登り始めたら、自転車をひっくり返してなにやらタイヤを外そうとしている人が。

どうしましたか?大丈夫ですか?と声をかけてストップ。

パンク 下りの何にもないとこなのにと、ボーラワン。

すごいなピカピカのカーボンホイールでこんなとこにくるなんて。

ぼくはもったいなくて無理だな。

 

その後たんたんと上ります、昨日より楽、昨日はパワーでなくて

よろけながら登ったところ今日は直登できます、うれしいな。

今日はアイウェア外さなくても額から汗が吹き出さないのはなぜだろう?

峠についてもまだ天気は持ちそうだったので、今日は下ります、

山寺に一直線下って行けば、あとは電車でも帰れるってなんて素敵なんだ。

 

速いと山寺まで2時間なのですが、今日はちょっとオーバー。

タンパク麺というのを食べました、なんでもジム通いのはまっている店主が

タンパク質をとるために去年考案したとかで、興味がありました。

なにタンパクなのかわからないのですが、動物性のタンパク質と書いてあったから

ホエイかカゼインとか?。

1100円、ほかのそばもこんなに量あるのかな、底が深いんです。

味はまあ悪くなかったです、堅くて食べ応えがありました。

めんつゆだけで食べるのに飽きてきてしまったというのもありますが

なにしろ量は普通の倍くらいあったみたいで食べきれませんでした。

今度は普通のそばにしよう。

色がお祭り。500円

次にとなりの店でけずりいちごというのを食べました。

おなか一杯だったのですが、つい。

ただ謎なホイップクリームと謎なベリーで、すこしジャンキー。

まあこれはこれでお祭りの屋台テイストでおいしかったけど。

 

さてどこまで行こうかな、天童高原めざします、そこにはやぱり行っとかないと。

景色が好きなのと、そこで子供らがやはり元気いっぱい走り回って

いるのが好きで。

面白山高原駅では毎度葛藤します、これに乗ったら…と。

ここには登山客がたくさん、荷物を降ろして休んでいます。

これもまたひとつの風景。

ここからちょっと下るのが最高ですが今日は元気でなかった。

道路に止まっていたトンボが、ぼくの行く先で次々とたちあがって

飛び上がります、そして行く先を舞い、時に並走、まるで

なんというか、露払いというか、あぶ戦争で言うと歩兵に守られた大将みたいな気分で

ほっとするんです、それまでは突然アブの奇襲爆撃攻撃受けたり

目まといの付きまとい、スラグ弾みたいなぶよの攻撃に心休まるときがなかったところ

トンボが待ちかねてる平和な軍事境界線に入った安心感。

ってだれかわかって。

 

それにしてもうまく言えないんですが、秋保から二口林道、山寺、天童高原って

とても魅力的。

盤石、川の流れ、滝、苔むした沢、クマ、サル、そして一気に観光地の山寺、

廃墟のスキー場、登山者のための駅、車で楽しむ家族連れの天童高原。

 

唯一、帰りの山形から上る二口峠が憂鬱なんですが、それでも

途中の景色のいいところから見下げたとき10分前にいたところがよく見えて、

そこから頑張ったなあという感傷と、これからもうすこし上っていく未来

やがて至る峠の夢など見るのが、とても好き。

 

くだりのやり切った感。と景色や空気の変遷もまた好きで。

秋保大滝にきて観光客のなかに紛れると生きて帰ってきたなあと、

毎回思います。

坂がきつくてヒルクライムレースの練習にはならないかもしれないけどいいんです。

 

あ書き忘れた、帰りにとほとぼ自転車を押して歩いて上っているひとがいたので

どうしました?大丈夫ですか?と止まって尋ねるとあれ?ボーラワン。

さっきのひと。さっきとほほ同じ場所。数時間立っているけど…。

方言でちょっとなにいっているかわからなくて、でも

迎えに来る、だれが?と聞くと父と母がいま向かっているというので

ああ、山形から来るんですね、ではと別れましたが

なにがあったんだろう?クリート減るし歩かないほうが…。

あとタイヤはパンクしていなかったけど、乗れない理由が?

それを説明してくれたのかな、ごめんよくわからなかった。