うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

優しい人

今日はお出かけしませんでした。なんだか疲れてしまって。

15年ぶりくらいに元同僚の知人と電話で話しました、

つい昨日バイバイしたかのように近況など確認。

 

先週、米沢の帰り際元職場の前を通った時、すっかりシャッターしまって

明かりなく、あれ?と思いました。

引っ越した?でも自社ビルだったし、と検索したら倒産していました。


ぼくは、年齢的に給料が高いからと若手を入れたことで、

当時の社長から宣告され、悔しい思いしてやめさせられたので

(自主退職扱い)複雑な感じです。

ぼくが退職したあとも優しくしてくれた部長と10年後くらいに電話で

話したりのやり取りは続いていました。何してますか?みたいな。

社長になったと聞きました、大変なんだよ、前の社長の後始末でと笑いながら。

 

ところがその彼が一年前亡くなり、後継がおらずの倒産、静脈瘤破裂とか。

働らきすぎだったのだと思います。周りに押され、社長をするかの選択の時

受けていなかったらそういうこともなかったでしょう。

前社長のあと、けっこう大変な思いで埋めていたはずです。

家庭でも、相手あることを書くのははばかれますがとても頑張っていました。

 

気づけば、5、60代、もうずいぶん知人なくしました。

どうしてだろう、優しいひとばかり突然なくなります。

異端のような自分にも優しくしてくれたいいひとばかりです。

気を使い、いいひとであることに存在意義を持っている人は

自分のことはあとまわしにしがちでだんだん無理が思う以上に

できなくなる年齢なんでしょう。

森田童子森村桂山本文緒とかも50、60代でなくなりましたね。

年上の前行く存在だったけど

鬼籍入りした中にいつの間にか年下のひともいます。

showa-g.org

同世代のひと、亡くすことが悲しいです。

 

病葉や苦衷語らずまた問わず        永峰久比古

夕星に冬木が洩らす独り言         永峰久比古