うさぎとピクニック

うさぎと、おもに自分の日々

勝手なつぶやき

ピザとソフトクリームの後で・・・

1r0014822 ぼくは、高校生のときから
10年間は、肉や動物性のものを
食べたり、身につけたりしませんでした。
それは、パック入りの肉を買う
その自分が、パックの肉の背景を知らない
動物を殺す痛みを知らない、それに慣れている
自分が嫌、世間と同じ価値観でいたくないと、
いうことに端を発したものでした。

さっき、たまたま寄った図書館で、
この「いのちの食べかた」という本を手にとったのは
偶然で、たまたま借りて
いまここに書いているのもまた偶然なのですが、なにか深い意味がある気がします。

自分がかつて思っていたようなことが
書いてありました。
こんな風に書く人って今まで知らなかった。 
あのころいたら、楽になれただろうに。
つきつめていくと、食べることが悪にすら感じ
一ヵ月間なにも食べなかったときすらありました。

いまこの本を読んで、生きたまま、血をぬくための残酷な手順を
いままで知らずにいたのは、向かいあわねばならない事実を 
自分でも避けていたということに改めて気づきます。
事実の羅列が恐ろしく。

そして本の中ではさらに、隠された事実として共通項の
話は見えない肉の流れから、被差別部落問題へ行きます。

ぼくは被差別部落問題というのはうっすらとしっているつもりでもよく知らなかった
エタ、ヒニン(変換してくれない)という
序列としてはエタがヒニンよりうえだけれどエタは一生エタ。
でもヒニンは士農工商人に戻れる可能性があるという、仕組み。

知らなかったこと、
慣れていたことに再び、心に針をさすように
痛みさせます。

いま読むべくして読む本かもしれない。
ちくちく痛みながら、飛ばして読みそうになるのを
抑えています。

ずいぶん読まれたような傷みがあるのが仲間的でうれしいけれど。
いまや高校生ではないぼくにはきつい本です。
いま読み返して自分の中に入れるのは、ほんとにきつい。
ふたたび、自分を追い詰めたくはないのにな、
またひき戻されるような。
---いま検索してみたらなんと映画(リンク)になっているようです。