内容を簡単にいうと
「船が山登りする映画」で、
タイトルは、オペラ好き主人公の名前。
以上。
と、はぐらかして済ませたいような気もする。
内容はわりと深いものがあります。
違うもの同士、の出会い。
文明の開発する側、
開発という名の侵略をされる側
すごくダイナミックで、偏執狂的で
本当にこの監督は二週間ほど
主役にもスタッフにも去られて
山の中で孤立したそうです。
ある意味ドキュメンタリーのような
ものすごく、骨太で、
ヴェルナーヘルツォーク監督は、ちがうもの同士の
距離感をよくえがいています。
ウラン鉱山、環境破壊をテーマにした
「緑のアリが夢見るところ」(リンク)もいいのですが
初めてこの監督に触れたこの映画が
忘れられなかったので、あえてごりごりの
これを。
ほんと、大きな画面で観たら
特撮なしの現実にぶっ飛びますよ。そして
そして
文明ってこれに近いことを無理に
しているんだと、感じたりしてまた愕然と。