うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

短編集ユングフラウの月

1ca3i0036 昨日、庄野順三のことを書いたら
ふと、庄野英二のことを思いだし、
本棚を探ってみた。
ユングフラウの月という短編集。
挿し絵は串田孫一 

ぼくが、学生時代お茶の水
児童書専門店でバイトをしていた時、

ふとあるひとが、
同人誌によせたぼくの文章を見て
あの本の世界に似ているというふうにつぶやいたので
では、その本をと、探したけれど
すでに絶版。

けれど
それはそれ、児童書専門店なので
直接出版社に掛け合い(自分で)
倉庫の片隅に寝ていたという一冊を
日版の取次経由で回していただいたという
想い出深いもの。

 

「日光魚止小屋」
魚止小屋で冬をすごしたキツネの親子からたよりがあった。
たよりを持ってきたのはカワセミてあった。
という文章で始まる短編集。

今となっては希少本かも
と思ってアマゾンしてみたら、
なんと。







・・・自分で二冊も三冊も買うような愚かなことはしたくないので
みなさん、どうぞ買ってください。思い出は、いや思い入れは

値段じゃない