整流管の真空管が
いい感じだったので、調子に乗って、
同じメーカーシルベニアの6SN7管NOSに代えてみました。
やっぱり線が細くなったような、
ビューティー系、ただ少し慣らし不足かなと
さすがに思うので、しばらく様子見。
新しい現代設計のアンプに
古い設計のデッドストックである新しい真空管をさす。
しばし慣らしという熟成を経て、出る古き若き音。
歴史を共有しているわけではないので
郷愁はなく、むしろ
大事にしたいこれからともに過ごす時間。
今日、電化製品の設定を直してくれたお礼にと人に頂いた、
40年もののブランデー。
ぼくが少年時代のブランデー。
天使の分け前といったかなこのアルコールが
飛んだ分は。
頂いてからさらに家で熟成させよう、大事にしよう
なんていう気はさらさらなく、
味あわないで、なにが酒かと思うので
こうして40年ものを味わえるのはそういう点で
奇跡。
がまんができないというかなんというか。
自分はたぶん歴史をつくることが苦手なんです。
味、40年前のもとの味を知らないので、なんとも
言えないけど、アルコールが少し飛んでいるはずなのに
なんとなく「濃い」です。
…舌がしびれるというかなんというか。
もちろんストレート(チェイサーなし)。
若造、と酒に言われているような気がする。
えーい、悔しいからのんでやる。
すみませんただの酔っ払いになってきました。