うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

ビスケットサンド

商品紹介│ビスケットサンド│森永製菓


ところで ↑

これがすごくおいしい。
好き。

 

今日は冷凍庫にたくさん買ってきました。
それだけでしあわせ。

そしていつ食べようかと、
お風呂上り、すこしワインなど飲みながらタイミングを待っている
このときもしあわせで。

食べていて、どうしてなくなってしまうんだ


と悲しくなるので、ちいさく少しづつ食べます。
そしてそれもまた、たくさんの細切れなしあわせ。

 

 

 

で、結局食べずに我慢するのでした。

 

わかん

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先日、スノーシューでは、傾斜を登れず
軽アイゼンの、冬にしてツボ足で登ったわけですが
どうしようかと迷ってやっぱり、アイゼンとワカンは必要と思ったので
とりあえずわかんを買うことにしました。
スノーシューほど高くない。


立山かんじきという名前で売られていて、
佐伯英之という方が作られていました。
立山という地名、佐伯という苗字に
恋する直観のようなものが働きます。

手書きの説明は、木の種類。
クロモジ、ジュシヤ、マンサク、ナラを使用して
マニラ麻ひもで縛っているそう。
これは、濡れると締まるということで緩みにくい特徴があるそう。
もう、こういう感覚で作られたもので悪いはずがありません。

早速オイルをつけて磨きます、道具に触れるいい気持ち。


立山かんじきで、検索したサイト。

ふるさと工房 丈夫で美しく履きやすい立山かんじき(職人の手作りかんじき)日本の伝統的な「輪かんじき」トップページ

 

 2015年にあと二年で辞めるという、宣言をしていたので

もしかすると、今年で終わりかも、そんな貴重なものだったとは。

山の世界で普通にあったものなので、知りませんでした。

「立山かんじき」1000年の技、DVDに 最後の職人が引退決意 :日本経済新聞

 

 

ところで。

鍼の主治医に「鍼(なんか)でこの捻挫の後が治るのか」、と聞くと
治る、というの、おーしじゃあ直してもらオーじゃないか
ということで、しばらく通うことにしました。

 

そして。4月、自転車レース。

30分くらいかと思うので、

治癒に期待して、門外漢ではありますが申込しようと思います。

 

 

 

 

腫れて休養


ツールド日光で痛めた、ふくらはぎ、

ツールド東北で痛めた、捻挫あと、
登山をして、ふたたび思ったのですが
傷むようになってしまった。


自転車で、今後1時間を超える本気ライドはできないな
と、思ったのと同時に
登山でも4時間以上歩くことができないと、
覚悟し始めています、

いまのままの痛みが引かないようなら
下手すると、1時間以下も乗れないし
4時間未満も、歩けなくなる。

ずっと腫れていて。

なので、とりあえず
今年の自転車エントリーは大幅に絞りました。
もしかしたら苦手なジャンルエントリー突入かも。

いまできることは、乗らないこと
そしてそれは実行できています。

 

年を重ねるということは、いろんな積み重ねとともに

いろんなことを少しづつ失っていくということなんだなあ

と、その入り口のような、

でも、やっぱり思う

もしも、あの時…と、小さな分岐点。

 

頭の中でいつも、ぐるぐる

 「きょうはいい天気ですね」
について具体的に自分のなかでの続きです。

ぼくは、「きょうは」、といわれると
この人は、「昨日は良くなかった」と思っているのかな
昨日はどんな天気だったかな
これがいい天気というのはこのひとどこ出身だっけ

今日は、まだ午前中だけど、これから、
悪くなるんだっけ?

いい天気だと困ることもあるけどどっち方面で答えたらいいのだろう
喜んでいってはいけないひとだっけ

 

と、だんだん考えていって、面倒になり
とりあえず、そうですね。

だけで、終わる。

 


ほんとうの自分は、
「いいい天気ですね」、
と言われたら、この時期なら、
いやいや晴れてあったかいと困るんですよ

となるのだけれど、相手には通じない。

それでは、相手に悪いし説明に盛り上がって長くなるのも嫌なので抑えて。
いつもことばの行き先が迷子。

 

あと実際、最近困ったのがぎっくり腰の最中、会う方で
主に女性の何人かが判で押したかのように、トイレの時痛いんですよねとおっしゃる。

うーん
ぼくは、おしっこの時は、前かがみになるくらいでそんなに
困らなかった、あでも
たしかに紙で拭くとき、いつもと違う向きにしか拭けなかった

そんなばっちい具体的な話していいのか、美しいあなたに?

いや、この人は女性だから、座ってする?

あ、大ではなく小のことか、大はそんなに行かないものなあ。

だと、前をふくとき痛い姿勢になるということを言いたいのか?

痛い恰好想像しても返事できなくなりそうなるのでそっち追及はやめて

座るだけなら、洋式だとそんなに痛くなかったような。
和式?、どんなかっこうだと痛いと言っているんだろうこのひと

…と、どんどんドツボに入り、その間無言で考えるおよそ10秒

でできた返事は、そうですね。

だいたい普通にトイレの話しないんでほしいんですけど。
個室であなたがどんなかっこうでいるかわたしゃ知りません。

 

 

 

厳冬の南面白山

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面白山高原駅
ショートながらエクストリームな体験でした。
こんな近くで、こんなことができるなんて。

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帰りの電車時間を撮り
八時半ゲレンデ下スタート。

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ゲレンデをスキーャーと前後して登り始めます。
スノーシューと、一か月前お世話になった相棒のストック。

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あのとき、一生このままかと思ったので、
夢みたい、こんなとこ荷物しょって歩いているなんて。

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天気は曇天、あまりよくないけれど
当面の行き先はよく見える、スキー場のてっぺんまで。

突然ひゃっほーと声が聞こえました。
いちばんにシュプールを描いて滑るスキーヤー
そんなにうれしいもんなんだな。
わからないけれど、にこにこしてしまう。

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標識を見つけましたが埋まってました。
スキーヤーと違う方向だといけないので
一応掘り出してチェック、
一度来たのに記憶力が、というより
雪のない時と、雪があるときはまったく違うので。

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1時間ちょっとくらいかな、歩きだして。
ゲレンデの最上部につき、いよいよ尾根にとりつきました。
そして、すぐに急登、スノーシューでは登れず
今か?と迷いながらもアイゼン取り出しました。
そしてつけようと取り出して、ぎょっ

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なんだよー6本だよ、サレワとかのせめて10本じゃないのかよー
なんでこんなの買ったんだよ
と、過去の自分に文句。
実に、初めて使います軽アイゼン。
たぶんこうだろうというつけ方をして、
そういえば、あのときそんなに冬なんて山行かないし
まあ、軽いし 安いのでいいや、と判断したような。

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そして道は自分で探すようになってきました。
木のテープを頼りに、固い斜面をがっがっとトラバースします。
ここから登りかな、というところがまたよくわからず、
ガーミンを取り出し、最大縮尺にして、現在位置と登る方向を
探りながら、歩きます。
テープを一歩登るごとに左右探しますが見えません。

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なんどか尾根の方向を間違え、ちがう方向に向かっては下り登り返し
をしました。
なんとも、いまのぼっている方向があっているのか
違うのかわからない中、ヒルクライムよろしくはーはーいいいながら
膝までのラッセル、一歩登っては半歩潜ってなので
なかなか進みません、ものすごく不安です。
進んでいいのか、また戻るんじゃないのかという。

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雪が降ってきました、強くなると自分の足跡も消えてしまいます。
引き返すタイミングも計らねば。
音もなく、色もない、足を滑らせ、もしぎっくり腰になったら
どうなるんだろう、行き先不安な孤独感は修行かと思うほど。

数年前の秋に来たときの記憶を思い起こし見えている景色と重ねます。
ほかの山とごっちゃになっていないといいのだけれどと思いながら
なによりやっぱり、数分ごとにガーミンを確認しながら。
ほんとに今回はガーミン助かりました。
尾根が、一本違ったら、全然違う崖にぶち当たって
登って戻ろうとしても戻れなくなるという実体験ありの
なかなか複雑な地形の山塊です。

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行けるかな、引き返すことになるかな
体力と痛みなど計りながら、なんとかガーミンの地図中に頂上が
入ってきました、そして一気に尾根にでると
あとはエビのしっぽなどみながら強い風の中
ざくざくと南面白山山頂に。

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そして楽しみにしていたお菓子を食べて。
ガスバーナーは、手を温めるだけに。
とてもじゃないけど飲み物沸かすことはできませんでした。
お湯をコップに注いだ途端に、凍りそうな。
手袋外すと手も切れそうに痛くなり、半端ない寒さ。

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胸のポケットで温めていたおにぎりとケーキ
持参したサーモス(むかしテルモス)の甘い紅茶だけ、飲んで、
時間をみると、12時、およそここまで3時間ちょっとかかっていました。
かえりの電車は13時20分ころなので、
1時間20分で下ろうと速攻後にしました。

左右に迷いうねった足跡を直行で横切り、最短距離でくだります
お疲れさんもうちょっとだと、自分の足跡に話しかけながら

ゲレンデ上部からはまたスノーシューに履き替えて、
てくてくと、1時間ちょっと。
下のほうは暖かい。


スキーのシュプールも増えています、
スキー登ったり降りたり三回くらいするみたい
ヤブがのぞく、野趣あふれる廃スキー場、 リフト代もかからない。

 

普通の通勤列車のような電車
何回か雪庇ふみ抜いて雪まみれのぼく。
なんというか妖怪列車みたいなものに乗り込む気分

 


しかし うちから こんなエキストリーム経験ができる山まで
電車でいけるとは。
冬山訓練にぴったり、ルートファインデング、氷のトラバース
雪庇、海老のしっぽ、スノーシュやスキーアイゼン の履き替え
膝上ラッセ

午後2時に、珈琲を暖かい部屋でというこれもまた妙

次回は作並温泉入って帰って来よう。