うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

長野県茅野へ

長野県に行ってきました。

以前書いていたように、目的は車の名古屋での引き取りのついでに帰りに長野

中古タイヤホイールの受取りでしたが、車をキャンセルしたのでホイールの

受取だけになりました。

そのため、長野を目的としてついでにサイクリングしようと、

ついでに行きは高速台節約してそのぶん新潟でお寿司でも食べて長丁場なので

車で仮眠して翌朝早くスタートしようという目論見、幸い天気に雨マークなし。

14時に出ました。

 

結構飛ばしたのですが、新潟まで200キロなのに、5時間近くかかってしまいました。

平均時速40キロ…。自転車が200kって速いと10時間かからないんですがこれ

どうなってるんでしょう。

車では意外に時間がかかるのか、自転車ではかからないのか。

それと疲れました、200キロくるまだと遠いのなんで。

ピアという商店街



と思いながら、新潟港近くの弁慶という回転寿司屋に着きました。

時間的にも結構並んでいたので、パスしてとなりの立ち食い寿司弁慶に行きました。

未確認ですがほぼ同じネタ、同じ値段らしいので。

セットと追加で好きなものを。合計3000円くらいでした。

のどぐろが800円くらい、それ以外は安いのでした。

1200円、日本酒飲みたかった

あじ カワハギ肝付 のどぐろ

新潟の街中はナビが右行って中央車線から左折とか、言ってくれなければ無理だな。

すごい怖かった。高架の上中央分離帯の右を走るとか信じられなくて、

タクシーが前にいなければ絶対止まってた。

市内を外れてからはずっと海沿い。

信号もほとんどなくて、なにこの道。退屈っていえば退屈で前後に車もいないし、

変化なくアクセル踏み続ける足が痛くなるほど。

その後気づいてオートスピードコントロール使いました。

上越から、またずっと退屈な道、と思ったらいきなり急カーブの連続で

思わずアドレナリンが急上昇、びっくりした、同時にだらだら何十キロかけて

登ってきた高さからうねうねと一気に駆け下るの、これ自転車で登るの

きつい道だなあと。

いや、むしろだらだらのぼって急に下る方がいやだ。

不意に見えた長野の夜景がいろんな色くっきり、とてもきれいでした。

夜景綺麗

あとはもう深夜時間帯、どこをどう通ったやら

気づけば白樺湖、結構なスピードでカーブ曲がったら道路の上を鹿が散歩していて
なんどびっくりしたことか。

路肩の静かな場所を見つけて、シートを倒し目をつぶりました。

1時過ぎでした。

翌朝は4時ころ目が覚め、というかうとうとしただけで完全には眠れずです

脚がとかいろいろ窮屈で。

ここまでリッター22キロでしたがエンジンを止めなかったので20くらいに

落ちていました。

あまり早くスタートしても寒いだけだからと、すこしゆっくりしながら

借りた駐車場まで移動して、着替えして自転車の旅スタート。

麦草峠までひた登ります。2200メーターくらいある峠ですが

そもそもスタート地点の茅野駅前が標高900メーターほどあるので

1200メーターほど登るだけです、蔵王と似たような感じで、

2時間近くだらだら上る覚悟で向かいます。

向かう山の方向、どこの高さまで上るの…

以前高校1年ころのときに自転車旅をしていて登ったはずなのですが

あのころどこをどう通ったか、行きたいところをつないで旅したので

あいまいでした、通ったのかなあと思うのですが、一か所ここでラーメン作って

食べたという場所がありました。

当時はコンビニもなく、自分で食べ物を作りながら進むしかなかったので

おお荷物でした。

それでも山をやっていたのでガスストーブやコッヘルを駆使してでもラーメンが精一杯だったかな。
アルファ米はあったけどまずくて食べられず使えなかった。

このカーブあたりだった記憶。

麦草峠に上る途中いろんな植生やいろんな風景が見れて楽しかった。

いろんなお店もあって、ここでこんな店が成り立つのかな、

個性があってスゴイな、と宮城と比較して思うのでした。

人口は絶対的にこっちの方が少ないだろうけど他府県からお客がわざわざくるという

場所柄なのかな。

木々がきれいなの

途中やすみはしないものの、写真を撮るのでゆっくりです、とくに息も切れずに

とぼとぼと進みます、ときおり結構きつい坂もありますが基本そんなにきつい坂ではなかった。

夜に見ると怖いやつ



でも怪我の跡が痛みだして、登りながらどうするこの先、と自問自答。

宿に入るまでの時間がたっぷり有りすぎるので峠でUターンすると

あとの時間を持て余してしまう、いいやゆっくり進めばいいや

たった100キロなんだからと、峠から先に進みます。

過ぎてしまえばたいしたことなかった

気持ちよく下って、交通量の多い国道に。土曜なのにトラック多いお疲れ様です。

抜きやすいよう配慮しながら走ります。八ヶ岳を抜き下ろしてくる風が

向かい風で平地なのに例によってフロントインナー時速15キロはきつかった。

ひたすら辛抱、がんばると足をまた痛めるので。

衝動的に写真

日差しはあるのに風が冷たくて寒いのか暖かいのかよくわからないまま

自販機もあまりない道ということもあり、牧場ソフトクリームにイン。

冷たい牛乳も飲みました。

で、しばらく行ったら清里に懐かしい店名のチェーン店ほうとうやさんがあったので

やはりここは入っておきたい時間も12時前だったので。

でも失敗だったな。

おいしくないかぼちゃぼうとう

地元の人か゛あんなのほうとうじゃないと言っていたことを思い出したのですが

以前もこんな感じだったのかな?煮込んでいないんですよ。

立ち食いソバみたいにいろいろ具材を後入れしていて、

おいしくない感じがわかりますかね。

ちゃんぽんとかもそうだけど一緒に煮込むからおいしいのであって

それぞれ別に食べておいしいかという。

おまけにセットのウナギが、けしゴムかというほど固くて噛み切ることすらできないの

泣きたかったです、半分以上残してごめんなさいですが1800円は勉強代でした。

 

あとは清泉寮、このまえは以前砂利道でした。ソフトクリーム食べて

レンタル自転車で下った記憶がありますがいまはとってもきれいな道に。

あと、坂きつかった。

 

北岳。懐かしいな、昔正月に登ったよ。雲海に富士山がきれいだった。

 

と少し進んだら富士山が。こっち側からあまり見る機会なかったけど
なんとなく女性的で悲しげ、涙出た。

 

八ヶ岳しゅうゅう道路に出てからは登って下ってという気持ちいい好きな道。

あれですよ、登ってばかりだといやになるけど短期的に登って目標かなえて

そしてご褒美のお休みってあると楽しいですよね、ちょっとしたみじかい坂も

楽しくなる。でも、長いのはほんといや。

車には無事についてあとは宿まで時間を見ながらドライブしつつ到着。

すわこのけがに、という言葉を思い出してしまった。きれいな水。

実際は朝食付きで4500円だったのなんで?

廊下

窓から駅が見えるの。

地元のものをと思ったけど、なんだろこれ。

 

夕ご飯は、周辺散策しつつ、ふと自転車乗ってなければ

こんなところに来ることもなかったなと思いながら時間を過ごします。

近くのスーパーでパックの鉄火巻など買って、あとタンパク質にと

ローストビーフなど買ったらこれがえらく高かった、900円するなら買わなかったよ。

 

驚きの朝食。なにこれ夕ご飯より豪華でした。

かけ流しの温泉だったので二回入って温まり、

翌日もまたサイクリングのため、ゆっくり21時に床に就きました。

宿の人が今朝は一度しかなかったというので、2000m近い道路はいったい何度なのか

翌日のこと思いちょっと不安になりながら雑音防止の音楽イヤホンで音楽聴きながら。

でもそれでもなぜか、ホテルより木造旅館のほうが深く眠れる気がするんですよ。