うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

バイバイ

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一昨日、夕方のそらちゃん。
食べず、かろうじて水をなめるだけになりました。

 

 

 


ぼくがご飯食べていると、一緒に
なにか、くちを動かして見せる愛嬌が。

 

 

 

 

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昨日、夜。
座っていることができないのに、座ることに固辞して
よろよろもがくので、見ていられずに、
抱いて、ぼくの部屋に移動しました。

 

 

 

何年か前に走り回ったベッドの上。

音楽が流れてくると、ちょっとびっくりしたように耳を
動かして宙をさぐる、変わらないそれがなんだかおかしくて。

座る姿はこのときが最後。

 

 


横になっていいよ、と撫でながら誘導すると、
あとはそのまま呼吸がしだいに浅くなっていきました。

 

 


夜12時すぎ、お酒を飲んだぼくはあかりを消して、休みました。
そらちゃんを脇にしながらも、具合の悪いことなど忘れて寝ていたけれど
はっと、いきなり気になり二時すぎ、目を覚まして確認すると、
まだあたたかい、けれど動かない、
息をしていないそらちゃんがそこにいました。

 

 

それまで何度もしていたように耳をあてて
心臓の鼓動を確かめてみたけれど、
ぬくもりと柔らかい身体だけ残して、そらちゃんは
静かにいなくなりました。
夜の二時過ぎ穏やかに。

 

 

 

寒い冷たい夜なのに、ぼくの体温よりあたたかい温もりなのは、
たったいまその動きを停めたことを表しているかのようでした。
逝くことを知らせてくれたのでしょう。
静かな寝顔、苦しまなかったのは、置き土産。

 

 

 

それはもう、毎日覚悟をしていたし、
眠る前に、言っておこうと初めて、そらちゃんに、
ありがとうと、ごめんねは言っていたので
確かめたとき、ああ時期が来た、と思っただけですが、、
そらちゃんは、それはもうたくさんがんばったので。

 

うさぎは臆病で頑張り屋さんだから、安心すると逝くのだとおもいますが
そらちゃんはとくに敏感に相手を感じ取るとこがありました。

 

朝、心配で顔を見に行くと、毎日、もうだめ、という顔をするので
夕方帰ってくるからそれまで頑張って、と言っていました。

具合悪いわりにぼくが食べていると一緒にご飯食べたり
今年になってからは介護うさぎでお風呂やうんちの世話で

そういった関わりは、うさぎとひと というところからより
さきの信頼までいけた気がします。
全面的にからだをまかせてくれました

 

かかわりあい なんでしょう。

 

思えばそれまで一日のうち、一緒にいる時間って1時間くらい
もっと一緒にいてあげればよかった。

 

顔や姿をきれいに整えてあげて、再び眠りに入りました。

 

夢で、山に住んでいる死にそうな老人と出会い
看取ったら、そのひとが飼っていたうさぎを
ぼくにゆだねられた夢をみました。
そらちゃんに似ているうさぎでした。

 

 

 

 

 

 

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そらちゃんの好きな菜花の、花の部分だけを飾るつもりが
薔薇など置いてしまったら最後にそらちゃんのためにしてあげられる
ことなのだと、感じすこし涙がにじみました。

 

 

 

練習とレース

 

峠をですね、 走ってるとですよ
自転車で、ですけれど、
後ろから来て、抜かれるわけですよ。
半日走っていて、二台、ときに三台かな
休んでいるとき含めて。


ぎゃくにこちらが 追いついて
追い抜くということは、いままであったかな。

ないような気がする。

でも、
ヒルクライムレースでは、
三分の1 に入るんですよ、これが。

ふと気が付いて、なぜ?
と思ったのですが

つまり

 

ということは

…そういうことなんでしょうね。

練習してない三分の二のひとが、
ヒルクライムレースに出ているんでしょうね

はい。

 

でも
練習するとあちこち痛くなって、痛み消えて
復活するのに、一週間どころか、
最近一か月くらいかかるんですけど
どうしましょう。

練習しないほうがいいんでしょうかね。

レースじたいあまり出られなさそうですし、
今年から、三分の二のほうに入りそうです。

 

 

パッチワーク自転車旅

15万キロ近く走ったクルマを廃車手続きに行き、そこで
自転車をおろして、そのまま練習にと目論見。


その中古車屋さん、ぼくの恰好をみて
わたしロードバイクデビューなんです、デローサのカーボンを通販で買って
まだ組み立てていない…とか話をしはじめ、うわ
ひとごとながらなにかドキドキするパターン…
聞かれるままサドルや
ビンディングペダルのことを説明しました。
最初はそこなんだろうなあ、と思いながら、
乗っていないひとになにを話せばいいのか
笑い話もあまり通じず、ぼくもどきどき査定待ち。
無事引き取ってもらえるようでほっとしました。
15000円。

さて恥ずかしくも見送られふらふら出発。

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まずは、秋保温泉コッペで
たまごコッペパン200円と、ミネストローネスープ400円
腹ごしらえ。
毎度どうも、って二回目だけど、よほど印象的らしいです。

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蔵王に光があたって白く輝く、この季節、午前中に
この道を走るのが好きと思いながら。
菅生。

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愛島のかわいい休憩所で休ませてもらって
仙台空港に。

6年前のここの様子を思いながら海のほうを眺めてみます。

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行きかう旅の人々の中で本日一回目のコーヒー。
有機珈琲、高かった450円。おいしかったしロケーションも
良かったけれど。

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ビジネスクラスのソファーも体験
出発する飛行機を見送り、
空港駐車場で車を回収、自転車積み込み、帰宅。


用事のつぎはぎパッチワーク。
自分らしい自転車旅でした。

 

 

花巻、好き。

 

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二回目だけれど、ここのところ年に何度も出かけている
地域ということもあり、気もち別荘のような。

花巻温泉郷の菊水館。
一泊朝食で、5800円

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かやぶき本物レトロな建物、佇まい、
窓、お部屋、距離感のいいお接待。

温泉上りに別館いつもの売店をうろうろしたあと湯治部の飲み屋さんで、
いわい鶏のステーキセット1450円(おいしい)と、
大井という地元のそば粉を使ったそば550円(おいしい)と生ビール(すごくおいしい)。

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なかなか店に飲みの行くことがないので
ちょっとしたこういう店みたいなものがタノシイ。

翌日は、自分の中では既に伝説の喫茶店に行くべく
11時迄、花巻を時間つぶしのお散歩。

いろんな魅力的な古い店が多い界隈ですが
なかでも照井のだんごという店をみつけて
その生きている佇まいにずどん。

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笹だんごというのは、なかに黒蜜が入っているだんごで、
そのままたべるのだそう、
しょうゆだんごは砂糖をいれない昔ながらのもので
それがいいのだそう。
一本食べろと頂いたので、その場で食べてみました。
ごちそうさま、米と醤油のあまさしょっぱさが
初めてのなつかしさ。

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いよいよ、本命、「きょうらく」で、コーヒーと、グラタン。

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思っていたよりも、グラタンは小さかった。
そのかわりくどさのない少しの量で満足できるおいしさでした。

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帰りに、県立農業科学博物館によって見学して帰りました。
博物館というか…想像通りの場所でした。

 

 

 

 

新たなトラップ【追記あり】

 

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ロード自転車には、いろんなトラップがありまして
それは、見た目同じなので無いように見えて
隠れている規格という罠。

今度は、タイヤを買ったら
そのタイヤ、10~15barという高圧仕様。
いま持っている空気入れでは、10barまでしか
入れられない…ということで、タイヤを買ったら
タイヤより高い空気入れまで買う羽目に。

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とりあえず空気を入れてみました。
おおおっ真円だと、喜んだのもつかの間
ホイールより、タイヤの円周が一回り小さく見える。
気のせいか?
そうだ、きっと気のせいだ。

 

 

もうなんかやだなあ、こんなことばっかり書くの…

 

 追記

いったん、写真の状態で二晩放置した後、空気を抜いてバルブを下に

壁に押し当てながら、足でリムを踏んで全体を引っ張って載せてみたら、

無事乗りました、ぱたぱち。