孤独は好き。
だけど健康な若い孤独と
病気や老いたときの
孤独とは違うこと考えはじめる
だんだん、
そういう年齢になってきた。
こないだは夕暮れが
きれいだったので
遠い山のさらにその向こうに沈む
夕日を思った。
振り向いて、我に返ると、
反対側に、ずっとそこに留まっていたかのような
太陽よりも大きな月を見つけて
なんだか恥ずかしく。
焦って、騒いでしまったことの数々。
誰も頼れず自分で
自尊心をまもるしかなかったときに。
自分から、孤独へと落ち込み窮屈にしてしまう
そんなこころ、ほぐしてくれるような
ただ、存在をうけいれてくれるような
そんなただ、信じあえるひとがいれぱ。
きっと抜け出せる気がする。