うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

カフェ風の

ずいぶんと、疲れがたまってしまっていると
感じてきたので、前日に
台風が来ているというのに、急に宿泊を決めました。

どこにいこうかと考えたのですが
新しい場所に「挑戦」する元気もないので
まいどおなじみ、の遠刈田に。

ここは、クルマで壱時間の近距離なのに
近いという気がしない、いい空間。
土曜日の昼に出て、ホテルに向かいます。

今日は、途中
「カフェ風の」というところでランチ。

1sdim1718 少しくねっとした入り口を曲がってはいると
ロッジみたいな建物の入り口に
たまねぎ、にんにく、が干してあります。

入り口が、農家雰囲気なのに
納戸のクルマがプジョーという
アンバランスさがなんだか気に入ったりします。

暖炉のぬくもりがいいな。でも
メニューはすごく少ないです。
高級な洋食のコースでもあってもおかしくない感じなのに
豚の生姜焼き定食1200円と、本日の定食1200円とあと数点。

1sdim1716 自信作なのかなと、
ひさびさの肉、生姜焼き定食をオーダー。

注文したら、なにかを台所で切り始めました。

とんとんとん、いい音です。
趣ある、建物にひびき渡るいのちのこもった音。

主が台所に去って、だれもいない空間を
ざっと見渡すと、スピーカーは
エレボイ、アンプはトランジスタのインテグレーテッドだけれど
ラックスマンの組み合わせで
山の中っぽくない、きらきら明るいジャズが響いていました。

1sdim1717 さて、頂きます。
ていねいに作ってあって、
まずはそれを、いろいろ感じながら食べます。

まず、自分でつくったような生姜焼きが
なんとも不思議な感じがしました。
おいしいとか おいしくないじゃなく なんというか
ごく自然というか、あたりまえとして存在しているというか   

ズッキーニの漬け物は初めて食べた。
落花生の塩ゆで、サラダもおいしい。
ほとんど自宅で野菜を作っているとのこと。
冬はきついけれど、自分が野菜が好きで
おいしいものを伝えたくてと。

水がいいからかな
滑らかなコーヒーでおいしいですね、というと
水がうちの自慢なんです。と話がかみ合い
ぼくもうれしい。

栗の渋皮煮も、また…苦労が忍ばれ…
1200円は感謝、場所代もなくあたりまえの値段ですね。

名刺渡して、少しお話して、いい出会いでした。
また遠刈田にきたときはよりたい場所。

さて、あとはまた、「ゆと森倶楽部」へ。
露天風呂に入って、温まり、本を読んで
昼寝をして、またお風呂に入って
してもいいし、しなくてもいい、という安心感

ここの料理もまた、好きで。
そして和やかな空気が流れていて
みなで空間をつくっているという感覚もいい。

サロンコンサートの音楽のピアノリハーサルを
「後ろで」聞きながら、マクロビの料理の本を
眺めていました。

小松菜のリゾット、ごぼうのオリーブオイルのきんぴら
ふうむなるほど。

仕事をわすれようとしても結局
そこに戻ってしまうみたいでした。