うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

10年前の味を求めて

1r0010569 昔、10年くらい前に食べて
おいしいと思ったやきそばを
もう一度、なんというか食べたくなった。

その焼きそばはすごく量が多い焼きそばで
それはなんというか、もてなしの心からだと思うんだけれど
田舎のひとがまた、誰かを喜ばせるのに
つれていったりするのに使われたりする店でした。

ぼくもつれて行かれて、そして驚き
その次は自分のお金で食べに行ったりしたもの。

だんだんとほかの店を知るにつれ
食べに行くこともなくなったけれど、
もう一度そこに行きたくてたまらなくなった。
まだあの店はやっているだろうかと

あのときおいしいと思った気持に、もう一度触れたいそんな感じ。


川西町のさっぽろという店の焼きそば800円
これで普通盛り。
いくら手打ちの麺がおいしいと言っても
煮干しのラーメンスープがないととても食べきれないと思われる。
前は大盛りを食べたものですが、ムリなので自粛。

近くにはレストラン喜美という店があって
おばさんが作るそこのグラタンが好きでした。
頼むと、ホワイトソースから作り始めるという
妙に時間がかかるので、
余裕があるときにしか行けなかったけれど
街で、洋食屋さんというのがとこにしかなかったので
ある意味文化のひとつでした。
なにもない中においてすごく贅沢な香りを感じていたものでした。
自分のことは自分でするのが当たり前の田舎において
一生懸命自分のために作ってくれているのがことさらにありがたく思ったものです。

ただ、残念ながらそのレストランはもう廃業してしまったようで
ふただび訪れることはできませんでした。

変わらずある店というのはありがたいもの。

いくつか行き残した店があるのでしばらく時間を見て米沢に通うつもり。

ハンバーグ、味噌ラーメン、米沢ラーメン、辛みそラーメン
ピザ、どれももしかすると仙台の店にはない
しっかり作った感がある食べ物の店。
作るほうも食べるほうも生活になじんだそんな感じの店。
雪のすごさの中にもまた少し身を置いてみたい。

1r0010565 写真は、小野川露天風呂脇の最上川源流。
空はすでに冬の色。