「里菜」検索すると人の名前が出てくるのですが
仙台の山手町にある自宅ケーキ屋さんというか小さなお店のなまえです。
住宅地の中にあります。
野菜の「菜」という字を使っているので
なんとなく気になり、入りました。
いろんな果物を使ったケーキがあって楽しい。
種類は少なくて、そういえば、通るたびに違うのだけれど
だからいい気がします。
定番もあって、それはロールケーキというのかな、丸い
輪切りのカステラみたいな中に生クリームが
入っているので、おいしかった。
看板に、素材がいいからおいしいと、書いてありましたが
（これは難しい表現です）、それを気にせずに食べればおいしいと思う。
変な味が全くしなくて、
ただ、なんというか、むしゃむしゃ食べちゃったので
ある意味これはまずい…と感じ
それ以来、横目で通り過ぎています。
買う決断が付かないというのも、珍しい経験。
この店の前を通るとき、いつも
迷う乙女になった気持ちです。
だれかに頼まれたとか、
だれかにあげたいとかあれば
よろこんで買いたい、入りたい…
最初入ったとき、どんな風なひとがどんな思いで
この店をここで？と思い、食べたいというよりそれを感じたくて
入ったのですが、そのときお店にいたのが、
品のいいおばちゃん（と、いっていいのか）で
なんだか、なんにもお伺いしなくても
ただそれだけで、伝わるものがある気がしました。
好きなものを伝えたい思いのまま、つくっていてほしいです。
多くの人ではなく、重なり合う人のために。
