昨日も蔵王に行ってきました。
蔵王って言っても、あまり人が行かないところ
ひとりにも会いませんでした。
(刈田峠に着いたらそこは、まるで地下鉄の駅
急に異邦人みたいな感じになりました…)
取りつきの樹林帯、とある花に乱舞する蝶、蝶、蝶。
アオスジアゲハでもなく見たことがない青い蝶。
ステンドグラスみたいに透き通っているので
気になって、あとで調べてみたら、
アサギマダラという蝶で
日本で唯一、南と北へ渡りをしている蝶なんだとか。
そしてその気に入っている特定の花は、
ヒヨドリバナというらしい。
近寄って逃げても目の前の花にまた舞い戻ってくるくらい、
たいそうその花にご執心。
登りの岩稜に咲いていた
高山植物の女王と言われるコマクサ。
うわ、珍しいな
いやいや、まてよ
たくさんあるぞ、あちこちにありすぎて、
歩く、足の踏み場に困るくらい。
下ばかりを見て歩く。
こうなったら雑草とどこが違うのかというくらい…。
ロバの耳という、岩稜帯で、さらに
あまり人が行かないコース取りをしたら
岩にへばりつくようにして、そこにありました。
はえとりそう。
ちょっと苦手な、タイプだけど
冬はマイナス20度、水も栄養もなく岩にへばりついて夏は乾いて、ああこんなとこで、一生懸命生きている。
ちょっとけなげさにかわいくなって、ハエでもとって
あげたくなったり…。