子供の時、田舎に泊まるとカブトムシを取りに行った。
前の日に、エサをしかけてあさ早くそれはもう特別に早く起きて、取りにいったもの。
そして捕まえたときの喜びと言ったら。
今みたいにカブトムシのご飯をうっているわけではないので
育て方などわからず、
やがてそれは2週間ほどで悲しい終焉を迎えるのだけれど。
郷愁を誘うカブトムシの幼虫をこどもの知り合いにもらった。
幼虫から、玄関で育てていて、大きくなって
成虫になって、そして、こないだたまごを生んで
そして今また土の中にいる代変わりした幼虫。
ぼくに分けてあげるんだと、こどもに4匹もらった。
どうもありがとお、わーいって、よく考えたら大人だし
別にカブトムシ、いらないし…とはたと気づいて
あっ!、いいです遠慮します、辞退します、いいです、虫…
と言ってたら、お母さん苦笑いしつつ、しっかり箸でつかみながり
どうぞどうぞ、遠慮しないで持って行ってください。
いやーそんな、おっきいとこのなんていらないですから。
手でつかんだら、いけない、幼虫やけどするから
幼虫、土をたべるから、殺菌されたカブトムシの土として売っているものをやらないといけない
ときとぎ水やり、とか、玄関先でレクチャー受けて
うちにお連れしたカブトムシの幼虫御一行様。
なるべくいじったりしないで、じっとさせていてあげるのがコツだそうですけど。
さあて
これ、うちにいる意味があるんだろうか…。