ある程度の…住所くらいですが、予め情報を調べていきました。
ナビがあってああ、よかったと、思いました。
というのは、ナビが示し止まったところは、普通の民家…。
え?ここ?
かろうじて、入口の硝子にいしの湯と書いてある程度でしたが、ああ、ここだ、よかったなと。
駐車場がわからないけれど、ここでいいのか、敷地に止めて、
おそるおそる玄関を開けると、玄関が開いて、ああよかった。
玄関を開けて、こんにちは~というと
部屋のこたつに座っていてテレビを見ていた人が、
でてきて、ああ、よかった。
お風呂いいですか?、
はい、200円。と言われて、ああよかった。
なんだか見えない関門をいくつも越えてようやく
入ったお風呂は、緑色に見えます。
だれもいないので、じっくりと。
お湯をなめたり。
あっお湯にトイレットペーパーの切れ端が
浮いている…すくい流すこと数度。
でも、湯花でした。ああよかった
湯船の下から熱いお湯がでてくる、古いけどすごいかけ流しシステム。
小さな湯船だけれど、ひとがいないし、
循環、塩素、加熱、とは無縁で、料金も安い。
温泉も濃くて、すごい。
それにしても、このお湯が流しっぱなしとは。
電柱看板に公衆浴場、と書いてありましたけど
特にふかいボーリングをしたわけでもない昔の温泉ならではなんでしょうね。
湯あたりもしない、あたたまるいいお湯。
この辺りで、一番いいお湯かもしれない。
ああ、よかった。また、いこっと。