農産物販売所で買ったおいしそうにみえた亘理のいちごが
食べてみたら、かなりまずくて残念。
そのまま二日間冷蔵庫。
夕ご飯をつくろうと、冷蔵庫を開けたら、目についたので
もう刻んでジャムにしようかとセラミックの包丁でざくざく。
酸味がなかったから
レモンも皮ごと刻んで、粗糖いれてぐつぐつ。
水はいれずに、ガラスのなべで。
ところでかなっけを嫌うとよくいいますが
どう嫌うんでしょう。
ストーブのうえでふたをして音もなく沸騰しているのを、
眺めていて
生きているみたいに踊り、いきいきしている
ジャムの途中。
いつ、できあかりか待つ時間は一瞬たりとも
気が抜けず、かといってもなにもせず、
ただ見ていたりするのが
なんとも妙な時間。
水分は飛ばさないので、柔らかくなればオーケー。
日曜の朝のパンに載せていただく予定。
そんな時間のことなど思い浮かべながら
ちょっとなめたりしつつ。
おっいい感じ、レモンがいい味だしています。
おいしくない果物は、ふたをして煮るに限ります。
なぜか美味しくなる、冬のストーブの前の過ごし方。