これは、手ぬぐいというのかな。
和のてぬぐい。
ただの木綿で、なにがいいかっていうと
絵柄も質感も、そして、端のほつれがいいんです。
マニアのようなものいいですが
ほつれがあることで、よく乾くし
鼻緒が切れたなんていうときには、裂いて代用に使えます。
(そういうシチュエーションはないけど)
どんどんほつれていってしまうのではという
不安は前にはありましたが、何回か洗うと不思議に締まって
ほつれなくなりますし
それに洗えば洗うほど、これまた不思議なことにどんどん木綿の肌さわり
風合い、吸湿がよくなっていくのです。
価格は高いような安いような、微妙なところ。
25枚だけずつ染料を両側から垂らしてつくるのだそうで
そのあとなんども水洗いしたり
手間を知れば決して高くはないかな。
今日お会いした方は、ぼくが首元にぐるぐるしているのをみて
あっ、いい色ですねとおっしゃっていただき、
ちょっと心が和んだりして、自分でも使ってここちよいので
そういう会話はうれしいものです。
和てぬぐいファンが増えるといいな。