うさぎとピクニック

うさぎと、おもに自分の日々

勝手なつぶやき

恋するクルマ

おとこって、いつまでも初恋のひとを忘れられないという。
おとこって、初対面のときの印象をその後付き合うようになっても
忘れずにひきずるという。
おんなは…どうだか知らないけれど
そういえば、おとこってそんなとこあるのかもとちょっと思う。

きっと誤解したまま、それがいつまでも魔法に掛かったみたいに
おそらく解けないようなものなんでしょう。
そして…それを知ってか知らずか本能なのかおんなは化粧をするのでしょう。
子供ですらおんなの子。

おんなはおとこにたぶん魔法をかける…
とかいうことは、いまはとりあえず難しいのでおいといて。

 

 

ところで、本題はクルマ。

ぼくが最初に新車で買った車は軽四駆ワンボックスでした。
スバルの。それでなんでもできると思ったんです。
一泊で山に、引越しに、雪のドライブもと夢が広がりました。

けれどなにをしても妥協、そんなものと中途なのが
どうも気になって、気になりだすと気になって

その車の欠点について考えるのに疲れて

一年でしたが、下取りに出しました。その次に
機能美というべきスタイルにひかれ
アコードエアロデッキというクルマを買いました。
リトラクタブルライトでツードアのスタイリッシュワゴン。

早くですぎたクルマだと一代で終焉を迎えた当時そういわれたものです。
ぼくは世間に受け入れられなかったそれを好きで、
新車から10年13万キロくらい乗った。それは大事に、
時にいとおしく無理をさせながら。
そして、やがて荷室より大きな速いクルマが欲しくなりクーペにした。
本皮シート3200cc。
けれど、それは購入してすぐ突然事故という終焉。
その後も続きを夢見て同じクーペを二台乗り継いだ。


それでそんなこととっくに忘れてたのに
エブリィのつぎのクルマを何にしようかと迷っていて
眠れない夜中にネットでアコードワゴンの先代を見ました。
いまごろ気がつけばまるで、次代のエアロデッキ継承車のよう。
気がつかないまま過ぎていた時間の中に埋もれて。

配達で使い倒す仕事のクルマ、荷物が載らない

乗り降りしづらい、それはわかっているけれど。
思い起こせば、エアロデッキを新車で買ったときの感情を思い起こした。

好きで買った車は、多少…いやかなり不便でも
手が掛かっても、それが楽しいもの。
四半世紀を経てひとまわりして元から
自分がなにか譲らなかったはずの歴史の次をみたくて。

その次があるならこれからをまだ綴りたくて。

それは甘美な夢のつづき。