以前書いた、スピーカーの下のスパイク。
気に入るとそればかり、なとこがありまして…
それから買った、スパイクいろいろ。
平らな丸い石のように見えるのは、コイズミ無線のオリジナル。
人工大理石(デュポンコーリアン)と三角錐を組み合わせますが
平滑性が並ではなく、「石」同士が一瞬密着して離れないという技。
これは、うるさマニアの方々が、より機器との密着性を
追求した結果、こんな安い製品でも、そうなっているんだろうなと、
そのおこぼれを頂いた気分。
スパイクの何がいいかっていうと、音がいい方向に変化
することなんです、もっといる特徴が、そのままさらに良くなる。
これはなんでかなと、考えてみると、
ただなにかのものを下に置いただけでは、そのものの
もっている響きが加わってしまう、
けれどスパイク状だと、とがっている部分に向かって
周波数が高いほうに変化し、そして減衰するみたいで
余分な付帯音が付かないんです。
ダイオードみたいに一方向の振動伝達。
普通は振動は行き来しますが、スパイクの形状だと、
下からは、機器のほうに行かない、行っても周波数が変化するので
機器の中で反響したりしない分音が澄むみたい。
スクエアなものとか、球体のものでも、みんな物質特有の付帯音をつけて
響きを下(床)に伝えてしまい、床ごと一緒に振動してしまう。
スパイクと受け側を、
踏むといけないので、箱に入れてみた。
なんだか、戦利品のベーゴマやメンコを
入れていた、はるか昔の時代の一瞬戻って
わくっ、とした。
まだ、いろんな種類のスパイクがあるんだよなぁ…。