初めてのジャンル
今年初めてのレースへの参加でした。
こういうのは、エントリーすれば
ほとんどの場合あとは年齢順だけで
分けられるので、タイムとしてはそのくくりの中での
頑張りになります。
要は、レースという順番がつくイベントに
参加するかしないか、だけです。
あまりいいこともない日々で、それども参加すると決めたときに
もうある程度の結果は覚悟はしていました。
前の日に餃子のはしごをしようが、ビールを四杯飲んで達観の余裕かましたようで
不安は内心の深いところに巣くっていたので参加して結果が出るまでは
振り払うこともできず落ち着きません
この橋の上がコース。
前の日、クルマで走ってみました。
このときそれまで大きな勘違いをしていたことに気が付きました。
てっきり平地のレースだと思っていたら、ゆるやかに登って、
いったん下り、そしてまたゆるやかに登って、帰りはその逆という
コースレイアウトで、まったく平地の部分なんてないのでした。
こう、なると、いつ頑張るんだと、突然考えはじめて、
なかなか寝付けませんでした。
布団に入ってからも、登りで頑張らず、下りで頑張る(・・?
いやいや、下りで休むか、と思って
いやいやたかだか20分のレース、最初から最後まで全開でいくべき
じゃないかと、いままでシミュレーションをしながら
走ったことを思い出しながら、なんとかもつだろうと踏んで
あとは試走もゆっくり流すだけにして。頑張ることをやめて。
コース途中で、去年大槌と夏油の優勝者がいて、ちょっとお話したり
景色をみながら、坂の感触を確かめました。
さて、本番。30秒ごとに
つぎつぎとスタートをしていきます。
自分のもっている筋力、体力をはかりにかけながら
後ろからのプレッシャーにも負けないように走ります。
30秒前を行く人が点のように見えます。
はあはあ
して折り返し、
ぜーーぜーしながらスパートして
足がもうがくがく、呼吸は荒く。
結果としては、まあ、いわゆるびり?
まわりがすごすぎるので、せめて30秒後ろからスタートの人に
抜かれなかったのをよしとしよう。
ピストではない普通のロード自転車で数メータースタンディングでバックしたり
三本ローラーで、手放しで乗っている人がいたり
ただものじゃない人たちがいっぱい
なんとしても、自己エントリーながら
実力のある方たちばかりのなかに出遅れた二年目という古い新人が
紛れ込んでの参加だったわりにはまあ、頑張ったんじゃないかと。
とりあえず、敵前逃亡せず参加しただけで、自分の中では満足です。
このレースも、一流どころだけでなくハンドバイクや、レースタイプの車いすや
リカンベントなど、多様な自転車にかかわるひとたちの
思いっきりの走る場として、独自の位置を刻んでいくとしたら楽しそうです
表彰式
箱根学園が一位