うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

エンデューロとロードレース

エンデューロ楽しかった。
なにが、と言われると困るのだけれど…。
ほんとに、いったいなにが楽しいんでしょうね
四時間、ただ自転車で走り続けたってだけのこと。
だのに、なにか普段見えないものが見えました。
見知らぬ高い山にずいぶん前から支度して
時間かけて登り、ようやく頂上に立てた時と
ほとんど同じような感覚でした。
定期的にやっているみたいなので、
また時期をみて出てみようと思っています。


あと、かつらおのロードレース、これは
なんでしょうね
ヒルクライムで、誰に負けても
そんなに悔しくはなかったこともあり
そんなに練習というのはしてませんでした。
だいたい練習をやると疲れて一週間、身体が効かなくなくって
へろへろがたまっていくばかりなので無理できないのです。

けれど、こないだは悔しかったんです。
じんわりとなにか誰に負けたというわけではないのに
歯がゆさ、というものか。

一周しただけで、かなりの時間先頭から離され
(年齢は考慮なし)そしておまけの温情で足切りされず済んだという
のはなんとも悔しい。

来年の「かつらお」に向け、いまは地味にローラーを回しています。
ゆっくり足を痛めないように、ゆっくりです。
頭の中は、回しながら、あの川沿い、あの長い登り、あの急な登り、あの平坦です。

葛尾村、あのコース、走った人ならわかるかもしれないけれど
思うとドキドキと恋したみたいに感じる路。
だから、あの道をやり切った思いをもって走りぬきたいのです。
心地わさを感じられる程度のちからをもって挑みたい。
体力温存を考えて走るしかない今だけど、来年全力をぶつけられるように。

最初に戻るとエンデューロはいろんな意味で挑戦と実験ができる場で
無補給で三時間走れたこと、極端にタイムも変化なかったのはよかった。
次回は補給しつつ、走りにメリハリをつけてみて、タイム向上を狙うつもり

ビデオに難儀

むかし、観て録画したVHSビデオ

興味がかわったこともありほとんど
処分してしまったのだけどなかにはどうしても大事で
まず、観ないのだけれど、心の中だけでなく、
ものとして持っておきたいというものがあり、それは捨てずに
とってありました、数本。


先日、DVDで買おうか、借りようかと思ったら販売されておらず
AmazonではVHSの中古販売なのに、四万円以上というプレミアがついていました。

取ってあったテレビ録画のテープはあるので
せめてそれを観ようとVHS再生機材を家の中探したのですが
ない。
ビデオ機どこ行った?

 

ダビングも業者では著作権のしがらみでやってもらえないようで

しょうがないので、中古のビデオ機5,000円ほどで買いました。
(ここの空間は考えに費やした時間です。
2年ほど考えました)

そしてパソコンに落とすのがよくわからないので

DVDレコーターというものでDVDにしよう、同じメーカーだといいかなと
こちらも5,000円ほどの10年前くらいの中古買いました。

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ただ、いろいろとハードルが増えてくるもので一難去って、よく考えたら
うちにテレビがなかった。そこで探したら古いプロジェクターがあったので
引っ張り出して代用

あと、とりあえず相互接続はSケーブルを探したけれど
見つからない、こないだ捨てたみたい。

Amazonで調べたら、一本500円の二本ほど買えば何とかなりそう。
RCAケーブルはたくさんあるから大丈夫、

あと

だけどとても困ったことに機材の使い方がわからなくて。
説明書みても、忘れている世界の解釈的言語が必要で
すこし頭クラっとして。

リモコンと取説はあるのですが
好きだったはずなのに、こういう機械難しく感じ始めて
ちょっとショック。

テープにカビが生えてるのも、ヘッドの汚れとか掃除しながら
無事にダビングして見れるといいのですが。

「四季ユートピアノ」という作品です。

 

 

 

かつらお試走と、つるやさん

遡って、ツインリンクもてぎに行く前に
朝早いこともありどうせどこかに泊まるのならと
一か月前に泊まって、その温かさに虜となった、
鮫川村のつるやさんに。

まず、到着してすぐお湯沸かしていますから
と、入浴させていただきました。
ここの温泉は、掘削のポンプではなく自然湧出、
ただ源泉が25℃程度と低いので沸かして、
それをかけ流しているとのこと。
シャワーのお湯も硫黄臭い。
なんともいろんな意味で贅沢な温泉。

 

さて次にお料理。

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写真は、いしもちの焼き物にキウイとキュウリとパプリカのあんかけ。

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上品なお出しの鶏肉や魚介の鍋でなにもつけずそのままおいしい。

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厚切りローストビーフ

あと写真はないけれど、まぐろの刺身と、茶碗蒸しと、パイナップルとが付きました。


おひつご飯と、寒かったので鍋がありがたかった。
もちろん料理だけなら見た目豪華な品ぞろえのとこもほかにはあるでしょう。
けれど、味がよくて、手をかけて作っているのがわかるとこはない
なにしろこの値段のなかで。

そして朝五時半に出るけれど朝ご飯どうしましょうと相談したら
普通なら梅干しおにぎりのところ、夜に
山のきのこの炊き込みご飯を炊いてくださり
たぶん自家製白菜の漬物もたっぷり、あとヨーグルトも二個。
お客さんが勝手に朝早いんだからこんなもんでしょという
ところも多い中、なんとも心つかいがありがたい。
(過去には朝の食事時間は動かせない、弁当もなしで料金は二食付きというとこもありました)

さらに、朝五時過ぎに宿を出ようとしたら、おかみさんが
服を着て、外にまででて、あいさつをしていただき
まったく、この宿をほっとくなんて、どこかのおもてなし大賞とか
プロが選ぶ泊ってよかった宿大賞とかはどうかしてるなどと思ったり。
いつかこの地味な宿に光が当たりますように。

 

あと宿に向かう前に、かつらおコースを試走したのですが
山岳ポイント手前まではアウターでいけるのを確認しました。
ただ ちから入れることで患部のふくらはぎに負担がくるので自分にとっては
普段は治療して、いざというその日のために温存しておかねばならない、
最後の秘策みたいなものとなりそうです。
そのあとはまあぼちぼちの速度ででも
前半アウターのみでそうして頑張れれば、
足きり時間は問題ないという希望が見えました。

 

 

もてぎエンデューロ完走

もてぎエンデューロ、机上では
どうせなら七時間でしょ、と思ったりしたのですが
自分を間違わなくてよかった。
ほんと、四時間という時間と、自分の体力筋力との勝負でした。
ただだらだら貼るのでは意味がないので
自分に課したノルマをクリアできるよう
ひたすら速度計とアベレージ速度をみながら。

100キロ以上走り完走すること。
止まらない休まないこと。
ゴールした時アベレージ30キロ以上であること。

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もてぎの小さなダム湖

さかのぼれば朝五時すぎに宿を出たものの、
すれ違い出来ない一車線になったり山中で突然わかれたりする、三ケタ国道が
なかなかの難関で、通行止めだったりサーキットの入り口にも迷いながら
意外に温かい気温に服の設定にも迷い、急いで着替えて、サーキットも広くて
受付までも広迷いながら急いで、急いでぎりぎり受付終了5分前に滑り込み


スタートまで30分で、サーキットに並びながらも、
シューズカバー履いたりというぎりぎりさ。

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パドック前のホームストレートから時計と逆回り

あっというまにスタート。
最初七時間、二分後に四時間スタート。
だらだらと、渋滞の中、抜きながら抜かれながら急がずスタート。

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一周クリア、ああ、こんなコースなんだ。
菅生より広くて、わりと平坦…(最初はそう感じた)
全体通してアウターのみで行ける感じ(最後までそれは変わらなかったが)。

コースの半分は風をまともに受けるので気が抜けない、その前のバックストレートのとこで一周ごとに
ドリンクタイムをしていたら、一時間で水がなくなってしまった。


1時間走ったところで、すでにすべての飲み物がないというのは宇宙空間で
酸素残り何パーセントというような、危機的情報で
脳内アラームが激しく鳴りました。
あと三時間飲まず食わずで走りづめなんて…できるのか。
なんとか持たせるしかない、
不安だったものの、背中にジェルを入れていたので
それを3時間くらいたっていざとなったら飲もう、それまでは我慢しようと。


それと同時に、最初と同じ強度で走っているつもりが
だんだん遅くなってタイムが落ちていっているのは、あとで知りました。
ネットで逐次公開されていたらしい。

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棒グラフが一周のタイムで、折れ線グラフが順位、タイムが赤裸々。

 

二時間くらいでだんだん暑くなって服を脱ぎたくなるけれど
止まらないことを自分に課していたのでビットには入らずこれも我慢

やがて二時間すぎたころから患部であるふくらはぎが張ってきて、違和感。
持つかな…という不安が。


サイコンで、最初の一周で35キロ程度だったアベレージ速度が
一周ごとに0.1キロずつ落ちていくのを見ていました、切ないことに
なんともできません。
多少頑張れても、あとあとを考えると一瞬がんばることができません。

 

三時間すぎ、だんだんこれはあれだな
野菜の袋詰めみたいなものだな、こなしていればいつか終わる。
ただ何も考えずたんたんと走ることに徹して。

 

サーキット場の右端を抜いていく先頭の集団が、回転すしの特急レーンに見えてきて
やがてなんにも感じなくなっていくのだけれど
スカートひらひらの女子や 、
風うけてぽわぼわになってる普通の服の人に抜かれるとものすごく悔しく
さらに、追いつかないのが、情けなかった。(交代しながらのクラスだと後で知った)

 

さと三時間過ぎていよいよ、のども乾き、いまだ。残りに備えて
補給だと、ジェルを飲もうと背中のポケットまさぐったら
入ってなかった…。財布が入ってた。
なにに使うんだ、財布とりだして呆然とした…。


でもジェルがある、と思っていなければ
途中でくじけて、ピットインしていたかも。

それにしても最後の2周がへろへろでした。
ゴール前気持ちスパートしてまとめ、ぎりぎりソロクラス100番台の最後。
というか順位は関係なく 自分できめた目標を達成できたのがうれしかった


それにしても、いろんなひとがいて 速いひとは次元の違うとこでレースしてるし
まあ、自分より速いひとについて行こうとするものの速さがあわず
風を受けながら単独で下ハンドル持ってたんたんと同じ強度で走り続けることは、
自分的になかなかしんどい究極の練習でした。

 

年代別は22位、ほぼ1/3でいつもの定位置。
それにしても、動けないほど疲れました
これで今年のレースはおしまい
でもなにごともなく終えられたのはよかったかな。

経験のために挑戦したつもりでしたが
自分の今年を超えようと来年も 頑張りたくなってしまうかもしれません。

関東はあったたかったな、空気がやさしかった。

リザルト|第14回もてぎ7時間エンデューロ 2017|ツインリンクもてぎ

 

数字的には平凡ですが
走行距離123キロ、ノンストップ、サイコンで平均速度30.3k/h(実測はもう少しよかった) 
という数字を刻んだことは自分の中で
今年一番の自信と誇りです。

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誇らしい自分と自転車。

 (ボトル一本はピットに戻ってからさした)

あと、タオルがほおずりしたくなる触り心地と素敵なデザイン

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レースに臨む

自転車のブログって、人様のをみていても
自分のも、レースの予定や臨む覚悟のようなことって
先に書かないところがあるみたいですね。

心に秘めて、言葉にしないというのは、
たぷん、結果としては後からついてくる
ということがあるのかもしれないし
ああいっていたのに、と笑われるのも
面白くないからかなあ、と分析。

今回、今年最後のレースなので先に書いてみます。
もてぎエンデューロ
速く走れば走るほど、ゴールが逃げる耐久レース。

走る目的は、サーキット場を走ること。
(低レベル)道がいいし信号ないし、車来ないし最高
残念ながらカーレースにはうといのでここに
あの方が立ったとか、このコーナーで死闘がとか想像できないのが残念。

ぼくの目標は、ノンストップで 100キロ走ること。
(低レベル)日常なかなかそれができる環境はないので、一度やってみたい。

で、いちおう人と競うレースなので結果としては
できるだけ 速い平均速度を望みたい、というのかあります。
天気や、状態や、もろもろあるのでひとりで思うようにはいきません。
ただ、その距離と速度を両立させるためどうしたらいいのかあ
と考えてはみました。

平地は、ともかく
登りは、ゆっくり登り、下りは踏む…のがいいのか
登りを、ダンシング多用してとにかく早く超え、下りで休む…のがいいのか

考えながら、走ってみます。
脚の強度、疲労蓄積、速度、回復、それらを 考えながら
次回への経験とするつもり。

距離にフォーカスを当てないほうがいい、と
かつらおでちょっと思って反省したのでそれは生かしたい。