最近頭の中が、ちっちゃいんです。
土曜日、とりあえず燃料を入れに
塩竈に出かけました。
と、財布を忘れたことに気づきまして。
でもなんだか取りに帰るのが
面倒だったので、
なければ、ないで
なんとかなるでしょうと。
いつもとおくに出かけ
配達に走り回っていますので
たくさん世間を知っているかのようですけれど
…かえって知らなかったりです。
ですので、近くをお金ももたず
動き回ってみる「旅」をしたいなと
ふと財布を忘れたと気づいたときに
そう思ったんです。
塩竈のマリンゲートにいきました。
イベントをやっていました。
ポケットにあった小銭で
手作り豆腐250円と生いもこんにゃく100円を
買いました。
バイオディーゼル(てんぷら油のリサイクル燃料)を
製造所である塩竈の水産組合でいれて、
港の海辺のきらきらを
釣り人といっしょに眺めていました。
この車、海辺にむけ、リアハッチをあけて
シートをフラットにして寝転がると
なんだか妙に、気持ちいい。
思わず、寝そうになりました。
塩竈の魚市場にきて、
うろうろ。いま切ったばかりだというマグロの
すきみを400円で。
ご飯セット300円を頼んで、まぐろを
半分いれて(全部いれるとかなり多いので)
600円の大盛マグロ丼を食べます。
朝10時。
豪華な朝食です。隣の人たちは
いくら丼にしていました。
「ぜいたくだよなあ」とお連れの方との話。
ふたたび、公園で
お客さんに借りた本を読んだりしてすごして
自宅に帰りました。「奇跡のリンゴ」
ひとつのものに狂えば、いつか必ず答えに巡り合うと
サブタイトル。
ぼくたちは、遠くをみつめ
走り続け、結局足元が、見えなくなっている
ひとつのものに夢中になって、やりとおす前に
いろんな不安や、情報で
迷い、結局なにも残さずやりとおせず
いることが多いのではないか。
そんなふうに。
