初めて聞こえたのは二週間ほど前の
日が昇る前、まだ暗い時間。
起きたばかりの頭の上で、がごお、ぐがお、おと
聞きなじんだ白鳥の声が聞こえました。
きのうは、夕方、
暗くなってから、
ぐがお、がお、がごお。
という声。
やはりぼくの頭の上の空から聞こえます。
すがたは見えないけれど
存在感がある白鳥の
群れが西から東へと
鳴きながら飛ぶようすが心に見えて。
近所に飛来地があるのですが
そこに到着したよというしるしの喜びなのか、
迷わないでという仲間同士の
掛け声なのか
仙台という都会の上空をぬけてようこそ
海辺の七が浜の小さな沼まで。
写真手前は「はすの葉」です
奥の方に、4.5羽います。
疲れているのか、まだ近くにはきません。
(犬連れて、見にくるのはよそうよ)