2008-11-22 街角の木 おさんぽ 風の強く吹いた次の日の朝 前の日までそこに何十年もいて その日の夜まで季節を染めていた木が、たくさんの真っ赤な葉をあたりにまき散らして切りざまれ、倒れていました。 まわりの木々は静かになにごともなかったかのようだけど、モノクロ映画の朝の一角だけ鮮やかなカラーのあの風景が、ぼくは今も忘れられずにきょうになって写真を撮りにいきました。 高年齢化が進むかつての新興住宅地のある一角は、いまはきれいに葉一枚おちていません。