たまに思い出したようにブーメランを投げて、
休日をすごすときがありました。
バグダットカフェと言う映画をみたあとから
それはずっと。
でも、東京ではそれができなかった。
島原に引っ越して、土石流あとのだれも入らない
場所で、アボリジニが作った本物のそれを初めて投げました。うまくなってくると武器のように戻ってくるのてで、驚いてよけたことも。
山形では、最上川源流、
誰もいない静かな河川敷で早朝や暑い夏。
宮城では、小さな島に市営船で渡り
波を背にして、陸に向かい夕暮れまで投げていました。
で、不幸はここで。
それまで少しづつ買いためた
ブーメランが3つとも、
戻りが強すぎて、海ポチャ。
で、波に浮かび揺られて、沖へと運ばれ
ひょっこりひょうたん島…。
で、今になっても
まだ時折、やりたくて、でも場所と時間もなく
いつできるかすら、わからないのだけれど
とりあえず、また専門店で買いました。
ひとつは樹脂製。
ひとつは半径が短くて住む小型。
ひとつは低空からダイナミックに舞い上がる
力を必要とする木の削りだしタイプ。
楽しみです。
このブーメランの航跡を頭に
描きながら
飛ばせる場所を探すのがまた、
ほかのひとにはわからない、なにかの「視点で探す」
楽しみでもあるんです。
ちなみに、背景のまつぼっくりは、ことちゃんのおもちゃにと、
公園で拾ってきました。