ようやくまとまった時間がとれたので
日曜日、真空管アンプキットの製作。
注文してから、半年…。
アンプが到着してから3ヶ月経過…。
レイションさんに
毎週あうたび、作った？と聞かれるのでさすがに、
そろそろ本気にならねばと。
さてさて、はんだ作業がなんとも
懐かしい。立ち上る煙の香りやはんだの感触が
記憶の底に染みついていています。
縒り線にハンダを当てると、すっとしみて溶けて
一体化する瞬間の心地いい快楽。
久しぶりに仕事以外で集中しているのも
妙に、心地よくて。でも、
できあがりが近づいてくるにつれ
だんだん、不安になってくきます。
これでいいのかなあ…
高温のハンダごてをおいて休みます。
音が出るかなあ、
見えない部分がショートしてやしないか。
（見えない部分にハンダごてをあてているので）
だんだん夢が現実になってくるとそんなものです。
でも、仕事ではないので、
失敗してもいいやという軽い足下は、学生時代のよう。
やがて再び集中すると不安はやがて遠のいて
やるべきことはやっているこれでいいという
自信でも、開き直りでもない、ましてや
あきらめでもない感覚になってきます。
えーと、コンデンサーに極性あったっけ…？
抵抗は温度に強かったよなあ…
思い出しながらせっせと配線作業。
趣味ってなんだろうなあとずっと思っていたけど、
はんだごてがうまく使えます。
なんていうのは趣味かなあ、世の中的にはなんの
役にも立たないけれど、集中してできる作業のことを
趣味というのかもしれないな。
朝6時半から、途中、お昼寝含めて10時間。
あと、30%の詰めを残して
楽しみ作業？はまた今度に。
