ずっと通りがかる度、気になっていた。
上海王飯店
見た目はちょっと、なんというか上野チックというか、
満州飯店っぽいとでもいうか。
壁を見渡しても、そこにはなにを頼めるかという期待の答えは見つからない
メニューがあるんだかないんだか
毎日あるのはラーメンだけ?そんなはずは。
○○できる?と聞くと、
できるよって そんな感じ。
なにを頼むとなにがでてくるやら、どきどきしながら頼んだのは
鉄板の麻婆豆腐とごはん600円と、
なぜかときどき食べたくなる
酢豚700円を興味オプションで。
酢豚は決論から言って衝撃的でした。
これ酢豚?
いや、酢と豚だもの
酢豚でしょう。
むしろ
これ以外が酢豚と名乗ったら、おこがましい。
そんな感じ。
玉ねぎと、ピーマンとタケノコと豚のから揚げ甘酢かけをよく八宝菜と言い間違っていた
そんな勝手ないい間違いのじくじたる思いが、ここで解した気分です。
香酢の強烈のむせることは春の花畑のごとし
その柔らかな揚げた肉は小川のごとし
甘いとろみのふくよかさは春の風のごとし
焦げた苦い風味は朝の露のごとし
そんな酢豚。
この衝撃度は
満州飯店の衝撃でなく
多賀城の三島屋の麻婆の本気の直球全力がつんの衝撃。
だけど…定食で頼んだここの麻婆豆腐は
満州飯店テイスト、なぜにこれ?
豚の細切れオイスターソースと
豆鼓醤風味、食べるに飽きてくる味。
三回通って、この店の嬉し恐ろし天使と悪魔を見てみたい
おまけ、酢豚と思っていたべつの店の料理 椎茸入りでゴージャス。