鳥山明死去との報を聞いて、Dr.SLUMPを思い出しています。
自分にとっては、アニメのそれではなく、ましてやその後の
漫画でもなく、やはりSLUMPに尽きます。
緻密ななかのデフォルメがすごかった、しかも自分で楽しんでいるのが
わかるのでみていて楽しかったな、なんども読み返しても見逃し隠れていた場面が
浮き上がってきて。アニメよりやはりコミックがよかった。
一コマに凝縮されたイラストのような、ときに躍動感に驚くこともあり、
その極端さ。衝撃でしたももしかすると初めて買ったコミックスだったかも。
ところで、ラベルにも似たようなそれを感じます。
脇役すべてに光があたる、どれも楽器の特注を大事にして、順に出ばんが来る。
怒涛のいきおいで気にしないと音の厚みで押してくるのがベートーベンで
それと対極にあるみたいな。もっとも
極端にデフォメルメに走った後半のドラゴンボール漫画は
ベートーベン的でしたかね。
ラベル、グリモー